ラグビーユニオン(15人制ユニオン式ラグビー)の国際競技連盟『ワールドラグビー』とニュージーランドの統括組織『ニュージーランドラグビー』は、2021年に同国で開催される女子のラグビーワールドカップの開催会場を発表した。
大会会場となるのは、オークランド市ヘンダーソンのワイタケレ・スタジアム、北島北部ファンガレイのノースランド・イベンツ・センター、そしてオークランドのイーデン・パークで、組み合わせ抽選会は2020年後半に実施される。
ワールドラグビーは2019年、男女平等なブランド構築の観点から、同連盟が主催するすべての競技大会から男子・女子といった性別区別をなくすと発表しており、2021年の女子のワールドカップも単純に『ラグビーワールドカップ2021(RWC 2021)』という正式名称が採用されている。女子のラグビーワールドカップが南半球で開催されるのは初めてのこととなる。
大会は、2021年9月18日にワイタケレ・スタジアムとノースランド・イベンツ・センターで開催されるプールマッチで開幕し、両スタジアムではその後もプールマッチと準々決勝を開催。10月9日の準決勝と10月16日の決勝はイーデン・パークで開催される。
ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、2021年大会について次のように話した。
「女子ラグビーは、ラグビーの成長を促す最大の機会です。2021年ニュージーランド大会は、多くの新しいファンが集まり、競技人口が増えるきっかけとなる素晴らしい大会になるでしょう。
RWC 2021は、観客動員記録や視聴率記録を塗り替え、女子ラグビーに大きな影響を与えたRWC 2017アイルランド大会の成功を引き継ぐことになります。また、ワールドラグビーは昨年、ファンや観客、選手、投資家といったすべての人々が女子ラグビーに参加・関与できる枠組みの構築を目指す『トライ・アンド・ストップ・アス(Try and Stop Us)』キャンペーンを打ち出しました。」
なお、イーデン・パークは1月に、やはり2021年にニュージーランドで開催されるクリケットの女子ワールドカップの会場として選定されたばかりだ。ト
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元記事 - NZ RUGBY REVEALS VENUE PLANS FOR WOMEN'S RWC
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