全米アメフト最高峰リーグのナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のラスベガス・レイダースが、新たにネバダ州ラスベガスに建設中のアレジアント・スタジアムは、地元の再生可能エネルギー事業者であるNVエナジー(NV Energy)社とパートナーシップ契約を締結した。
地元紙のLasVegasReview-Journal紙によると、NVエナジー社は必要な電力インフラをNFLの2020年シーズン開幕までに整備し、65,000席のアレジアント・スタジアムに電力を提供する内容で25年契約を結んだ。また、同紙は、今回の契約は独占契約となり、アレジアント・スタジアムは同様の電力業者とパートナーシップを結ぶことはできないと指摘した。
NVエナジーのジェニファー・シュリヒト広報担当は、アレジアント・スタジアムとの契約について次のように話した。
「今回結ばれたパートナーシップは、ネバダ州南部の成長をサポートする一大事業で、レイダースだけでなく、NVエナジーのすべてのお客様にとっても朗報です」
Las Vegas Review-Journal紙によると、アレジアント・スタジアムの電力価格は市場価格を反映することになり、契約は2つの供給期間について言及している。同紙は、NVエナジーは、最初の期間では市場指数(インデックス)が示す価格で電力を提供し、その後の期間では、長期契約オファーのメリットとして固定価格/MWhで提供していく方針だと報じた。
完成が近づくアレジアント・スタジアムは、企業パートナーを着実に増やしており、2020年1月にMGMリゾーツ・インターナショナル(MGM Resorts International)社と創設パートナーシップ契約を締結したほか、デザート・フォード・ディーラーズ(Desert Ford Dealers)社やサン・マヌエル・カジノ(San Manuel Casino)社とも創設パートナーシップを結んでいる。なお、同スタジアムのネーミングライツ(命名権)は、2019年8月にラスベガスの旅行会社のアレジアント(Allegiant)社が獲得している。
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元記事 - ALLEGIANT STADIUM GOING GREEN WITH ENERGY DEAL
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