アメリカのコネチカット州フェアフィールドのセイクレッド・ハート大学(SHU)は、アイスホッケーとスケート競技に使用する新アリーナ建設事業の詳細について発表した。総工費は6000万米ドル(約64.5億円)で、計画が順調に進めば2020年夏に着工して2020年内に落成予定だ。
新アリーナの収容人数は約4,000人を予定しており、大学1部リーグに所属するSHUの男女アイスホッケー部とフィギュアスケート部がホームリンクとして使用するほか、地元のアイスホッケークラブの利用も想定している。
新アリーナにはグッズショップ、ビアガーデン、フードコート、VIPスイート、会議室、オフィスなどが設置され、有名人講師による特別講義やコンサート、学生集会など、スポーツ以外の行事など多目的利用が可能で、SHU運動部のエグゼクティブ・ディレクターは新アリーナが「これまでの常識を覆す画期的な施設となる」と評価している。
セイクレッド・ハート大学のジム・バークイネロ入学・学生・運動部担当シニア・バイスプレジデントは、新アリーナについて次のように話した。
「新アリーナは、スケートの大学1部競技の至宝として、そしてノースイースト地方屈指の施設として愛されることでしょう。SHUのアイスホッケーチームやスケートチームの美しいホームリンクとなるだけでなく、大学コミュニティ全体や地域住民の皆様にも広くご利用いただける複合施設となります。新アリーナの整備は、これまで長年にわたって(SHUアイスホッケチームの愛称の)パイオニアのジャージを着て活躍してきたすべての選手たちの努力や成績が最高のかたちで報われたと感じています」
また、セイクレッド・ハート大学のマイケル・キニー財政担当シニア・バイスプレジデントは次のように話した。
「新アリーナは、更衣室やトレーニングジム、観客スペース、アイスリンクのデザインなど、細部に至るまで最高水準の施設となります。もちろん放送施設やVIPホスピタリティなども完備いたします」
SHUの新アリーナは西キャンパスに整備され、設計はノースダコタ州の建築設計事務所のALG社とコネチカット州グラストンベリーのS/L/A/Mコラボレティブ(S/L/A/M Collaborative)社が担当する。
※金額はすべて2020年4月下旬で換算
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元記事 - SACRED HEART UNIVERSITY SET FOR 'GAME-CHANGING' NEW ARENA
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