ジャマイカのスポーツ大臣、オリビア・グランジェ氏は、首都キングストンのインディペンデンス・パークにある国立競技場の改修工事が2021年初頭に着工すると発表した。
ジャマイカ政府は昨年、インディペンデンス・パークと北西部のトレローニー・スタジアムの大幅改修について、エイペック・コンサルタンツ(Apec Consultants)社と契約を結んでいた。エイペックは両スタジアムの改修、拡張、アップグレード事業のための資金調達計画の作成を担当した。
収容人数35,000人で、1962年に開場した国立競技場は、主に陸上とサッカーの大会が開催されている。エイペックが政府の公共投資管理事務局に計画書を提出したことを受け、グランジェ大臣はニュース配信サイトのSportsMaxに対し2021年の着工を目指す考えを示し、次のように話した。
「予定通り手続きが進めば、来年には着工できるはずです。エイペックでは、国立競技場を屋根で覆い、約10,000席の座席を刷新する計画を検討しています。また、インディペンデンス・パーク内の現在の競輪場は解体され、新たな競輪場を整備します。現在、ボブ・マーリー像が建っている場所には、スポーツ博物館を建てる予定となっています」
インディペンデンス・パークには他にも、コンサートホールやドーピング検査施設、パーティや式典などを開催するためのイベント会場も整備される。
なお、グランジェ大臣は、クリケット競技場のトレローニー・スタジアムについては、野球の試合が開催できるよう改修する計画があると話した。
Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - SPORTS MINISTER UPDATES ON JAMAICA'S STADIUM PLAN
THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB