イングランドのサッカー、EFLチャンピオンシップ(2部)のブリストル・シティFCは、本拠地のアシュトン・ゲートで段階的に導入してきたキャッシュレス販売店舗をさらに増やしていく計画を発表した。
ブリストル・シティは、マッチデーの購買ピーク時のサービス向上を目指し、2019年12月10日のミルウォール戦からアシュトン・ゲートでの段階的なキャッシュレス化を推進してきたが、今後はスタジアム中にキャッシュレス決済システムを拡充していく方針だ。
クラブは、キャッシュレス導入によって混雑ピーク時の行列が短縮し、結果的にファンやサポーターに提供するサービスの質が向上したと結論付けた。キャッシュレス決済店舗においてサービス速度は向上したというデータが蓄積したことで、次のステップへの移行を決めたかたちだ。
2019年12月の第1段階では、スタジアム前の特設会場『ファン・ビレッジ』とホスピタリティエリアの一部だけでキャッシュレス決済を実施したが、2020年2月に開始した第2段階ではスタジアム内部の飲食売店やホスピタリティエリア全般にキャッシュレス決済端末を拡充していく。
また、スタジアム外の飲食売店を完全キャッシュレス化するほか、券売所にもキャッシュレス決済を導入するが、スタジアムに併設されているカフェとグッズショップでの決済方法は、第2段階では変更しない。
英国ではスタジアムのキャッシュレス化を促進する動きが活発化しており、2020年1月にはアーセナルのエミレーツ・スタジアムがキャッシュレス決済を導入したばかりだ。
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元記事 - ASHTON GATE EXPANDS CASHLESS OFFERING
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