昇格で人気増のリンカーン・シティFC、チケット収入最大化を狙ってスタジアムの改修を計画
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リンカーン・シティFCの本拠地『LNERスタジアム』
リンカーン・シティFCの本拠地『LNERスタジアム』 (画像:LincolnCityFC)

イングランドのサッカー、フットボールリーグ1(3部)のリンカーン・シティFCは、1895年以来の本拠地であるLNERスタジアム(正式名称:シンシル・バンク)の改修計画書をリーンカーン市議会に提出した。ただ、クラブは長期的に別のスタジアムへ移転するのか、または現在のスタジアムを大幅改修するのかについては、まだ何も決まっていないとしている。

地元ウェブメディアのLincolnshireLiveによると、クラブは市議会に提出した計画書の中で、北ゴール裏のステイシー=ウェスト・スタンドに約1,500席を追加し、スタジアム全体の収容人数を11,650人規模に拡張するとしている。

2019年フットボールリーグ2(4部)を制覇し、2019-20シーズンはリーグ1を主戦場としているリンカーン・シティは、昇格によるチケット人気の高まりから、チケット収入を最大限確保する方法を模索しているとしたうえで、計画書で次のように説明している。

「長期的な観点から、別のスタジアムへの移転または現在のスタジアムの大規模改修のどちらが最適なのか、クラブとして最終的な決断はしていません。

現時点では、スタジアムの北スタンドのステイシー=ウェスト・スタンドの小規模改修を重視しており、昇格により増えつつある当クラブのファンやサポーターを収容するために、座席数を現在の1,944席から3,400席に増加したいと考えております」

また、クラブは収容人数の増加につながるセーフスタンディング席の導入についても検討の余地があるとし、次のように述べている。

「安全な立見席という意味で、セーフスタンディング席を導入できれば、収容人数はさらに増やすことが可能です。セーフスタンディング席は危険性を伴う従来の立見席とは異なり、安全性確保のために全席着席型のスタジアムを整備するという政府の見解と矛盾するものではなく、現代的なスタジアムで昨今よく見られるバラエティに富んだ席種の一種として、スタジアムに新たな付加価値を生み出すものと考えております」

リンカーン・シティFCは昇格決定直後の2019年12月に、ロンドン・ノース・イースタン鉄道(LNER)と本拠地シンシル・バンクのネーミングライツ(命名権)契約を締結し、同スタジアムは初めてパートナー企業の名前を冠することが決まった。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - LINCOLN CITY PLANNING STADIUM EXPANSION

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