サポーターの声援をスタジアムに届けることが可能に (画像:hack-CARE)
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で無観客試合でリーグ戦を再開したドイツでは、テレビの前で試合を観戦しながら、バーチャル応援が可能なアプリが開発された。
開発元のhack-CAREによると、ファンやサポーターは『MeinApplaus(私の応援)』アプリの応援音ボタンを押して試合のアクションに反応することで参加ができる。応援音は歓喜、拍手、チャント、口笛の4種類で、参加ユーザー数が多いほど音量も高くなる。
MeinApplausアプリの画面 (画像:hack-CARE)
ドイツのBild紙は、クラブはアプリを使っているサポーターたちの応援音をスタジアムスピーカーを通してピッチに流すことができると報じている。ドイツサッカー連盟が承認すれば、クラブごとの異なるチャントにも対応できるようになるという。
アプリを開発したビクター・ムラッツ氏はBild紙に対して次のように話した。
「ファンやサポーターの感情を視覚化、可聴化、そして測定可能にすることで、彼らが心の底から喜んでいることが伝わるようにしたかったのです。何百、何千もの人々のアクションを0.1秒以内に処理し、説得力のある音風景を創り出すことは非常に難しい作業でした」
4種類の応援音でバーチャル応援が可能 (画像:hack-CARE/MeinApplaus)
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元記事 - FC MIDTJYLLAND PROPOSES INNOVATIVE 'DRIVE-IN' EXPERIENCE
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