ブラジルのサッカー、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(1部)のアトレチコ・ミネイロの新スタジアム建設事業は、ミナスジェライス州議会の環境委員会が全会一致で計画を承認したため、予定通り2020年1月の着工が決定した。
収容人数46,000人の新スタジアムは、ブラジル人実業家で住宅建設会社のMRVエンジェニャリア・エ・パルチシパソンエス(MRV Engenharia e Participações)社のルーベンス・メニン創業者兼会長が提供した土地に建設される。
総工費は4億1000万ブラジルレアル(約110億円)だが、アトレチコ・ミネイロはそのうちの6000万ブラジルレアル(約15.8億円)は10年契約のネーミングライツ(命名権)で確保し、さらに2億5000万ブラジルレアル(約66億円)をクラブが部分的に所有する市内のショッピングセンター『ダイヤモンド・モール』の売却で調達したい考えだ。
アトレチコ・ミネイロのセルジオ・セッテ・カマラ会長は、新スタジアム建設計画が承認されたことについて次のように話した。
「サポーターの皆様に、新スタジアム建設工事が着工することをお知らせすることができ、光栄に感じています。新たなホームでクラブはさらに成長し、多くの偉業を成し遂げていくことでしょう」
また、新スタジアム建設計画のエグゼクティブ・ディレクターを務めるブルーノ・ムッツィ氏は、次のように話した。
「本日は、アトレチコ・ミネイロにとって特別な記念日になることでしょう。総事業費のうちの8000万ブラジルレアル(約21億円)は、地域の都市開発プロジェクトに使われます。議会による承認を非常に嬉しく思っており、クラブの夢を叶えるための新たな一歩となる着工の日を楽しみにしています」
3～4か月にわたる準備期間の後、建設作業が開始する予定で、施工は主に地元の建設会社のラシオナル・エンジェニャリア(Racional Engenharia)社が担当する。
新スタジアムは2023年に開場予定で、40ヶ所のバーや2,400台分の駐車スペースなども完備される。
※金額はすべて2020年1月中旬で換算
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元記事 - GREEN LIGHT FOR NEW MINEIRO STADIUM
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