イングランドのサッカー、ナショナルリーグ(5部)のウォキングFCは、新スタジアムの建設計画案をウォキング市議会に提出した。
ウォキングFCは今回の計画案作成のための準備、意見交換や計画の説明会、それに伴う見直し等に数ヶ月を費やした。新スタジアムの方向性や仕様などの詳細については、今後はロックヴォルト(Rockvolt)社がスタジアム・コンサルタントとしてクラブをサポートする。
初期案では新スタジアムの座席数は1万席強だったが、最新の計画案では1,000人減の9,026席に決まった。
ウォキングFCは、プロリーグとされるイングリッシュ・フットボール・リーグ(1~4部=EFL)の下に位置する5部のナショナルリーグに所属しており、現在は6,000席のキングスフィールド・スタジアムを本拠地としている。
クラブは、新スタジアムのウォキング・コミュニティ・スタジアムへの移転を急務としており、その理由として、キングスフォード・スタジアムの状態が良好でないことと、維持管理のコストが増加していることを挙げる。クラブとして成長を続けるには、より良いホームスタジアムが必要と判断した。
今回提出された新スタジアム建設計画案では、キングスフォード・スタジアムの解体後、同じ場所にウォキング・コミュニティ・スタジアムを建設し、14,400人の入院患者を収容可能な病院も併設する。
また、ウォキング・コミュニティ・スタジアムは多目的施設として整備され、サッカーのスタジアム以外にもレジャーアクティビティの場、店舗やビジネスオフィス、駐輪場、電気自動車の充電スポットを設置した駐車場、そして木々に囲まれた広場なども充実する予定だ。
スタジアムの両ゴール裏には立見席が整備され、悪天候でも来場客が快適に観戦できるよう、全スタンドに屋根が設置される。
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元記事 - WOKING SUBMITS REVISED STADIUM PLANS
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