デンマークサッカー協会、コペンハーゲンに50,000席の新スタジアムを整備する計画を明らかに
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コペンハーゲンのテリア・パルケン
コペンハーゲンのテリア・パルケン (画像:DBU)

デンマークサッカー協会(Dansk Boldspil-Union=DBU)は、他のヨーロッパ諸国のスタジアム水準に倣い、首都コペンハーゲンに50,000席の新スタジアムを整備するビジョンを発表した。

デンマークのPolitiken紙によると、新スタジアム計画はDBUによる国内のサッカー関係者向け資料の中で明らかにされたもので、現代的なナショナルスタジアムとして整備が望まれるとしている。収容人数は少なくとも50,000人を見積もっているという。

また、DBUは、今後デンマークがUEFA欧州女子選手権(UEFA Women's European Championship)やFIFA女子ワールドカップ(FIFA Women's World Cup)等の国際大会、そして欧州第2のクラブ大会であるUEFAヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)の決勝といった主要イベントを誘致するためには、国際基準を満たした新スタジアムが必要不可欠だと結論付けている。

現在、デンマーク代表はコペンハーゲンのテリア・パルケンをホームスタジアムをしている。テリア・パルケンは、1912年に開場した旧ナショナルスタジアムの跡地に建てられたサッカー専用スタジアムで、代表チームだけでなく、FCコペンハーゲンの本拠地でもある。のホームとして多くの試合が開催されてきた。2020年に欧州各地で共催されるUEFA欧州選手権(UEFA EURO2020)では、グループリーグ3試合が開催される予定だが、DBUは38,000人という同スタジアムの収容人数が将来的な国際大会誘致のネックになると考えている。

DBUのイェスペル・モェレル会長は、新スタジアムの必要性について次のように話した。

「デンマークのサッカー界が抱える最大の問題は、現代的なスポーツインフラの欠如です。ヨーロッパの他の国々と競争していくうえで、この問題は避けて通れません。今年度中とか来年度中に整備をという話ではなく、2025年までの整備を目指しています」

DBUの計画案では、サッカーの国際大会誘致には、新ナショナルスタジアムを首都コペンハーゲンに整備し、それ以外の地方都市にも「収容人数25,000人規模の現代的なスタジアムを整備」していく必要があると指摘している。

報道によると、DBUはナショナルスタジアムについては、新設または改修による整備を求めているため、テリア・パルケンまたはブロンビー・スタディオン(23,400席)の拡張改修で実現する可能性もあり、モェレル会長も「すべての関係者と協議していく必要があります。ブロンビーとパルケンのどちらにも可能性はありますが、現時点で明確な候補という場所はありません」と説明している。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - DANISH FOOTBALL UNION TARGETS 50,000-SEAT STADIUM FOR COPENHAGEN

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