テキサスのグローブ・ライフ・パーク、フットボール場への仕様変更工事が始まる
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グローブ・ライフ・パークのサッカー仕様のイメージ
グローブ・ライフ・パークのサッカー仕様のイメージ (画像:TexasRangers)

アメリカ・テキサス州アーリントンの野球場「グローブ・ライフ・パーク」をフットボール仕様にするための改修事業が始まった。グローブ・ライフ・パークは1994年以来、野球の北米最高峰リーグであるメジャーリーグ・ベースボール(MLB)に所属するテキサス・レンジャーズの本拠地球状として使用されてきたが、同球団が2020年3月開場の新ボールパーク「グローブ・ライフ・フィールド」に移転することが決まり、2019年シーズンでその役目を終えた。

2020年からは、アメフトのXFLに所属するダラス・レネゲイズとサッカーのUSLリーグ1(3部)のノース・テキサスSCが本拠地として使用するため、野球場からフットボール場への仕様変更が決定。

今回の仕様変更にあたり、球場の一塁側/ライトフィールド側を縦軸と沿ってアメフトフィールドとサッカーピッチが敷設される。また、フィールドの北エンドゾーン(ゴール裏)整備のために三塁側ダグアウトと三塁側観客席の最前列18列までが取り除かれる。アメフト使用時の南フィールドのエンドゾーンは、臨場感あふれる観戦体験を提供するために、ホームラン・ポーチと呼ばれた観客席最前列部分から約15mの位置まで近づく。

一塁側ダグアウトはそのまま残り、トンネルはホームチームの更衣室へのアクセス経路として使用される。アウェーチームや審判団の更衣室へのアクセスは、北エンドゾーンに新たに別のトンネルを整備することで確保する。

アメフト(左)とサッカー使用時の仕様イメージ
アメフト(左)とサッカー使用時の仕様イメージ (画像:TexasRangers)

フィールドにはショウ・スポーツ・ターフ(Shaw Sports Turf)社の人工芝ピッチが敷設されるため、(アメフトとサッカーの)両競技間の切り替え時も芝のダメージによる養生や処置を必要としない。

ボールパーク仕様時にレフトフィールド、ビジター側ブルペン、レフトフィールド指定席があった場所には新たな常設スタンドが整備され、レフトフィールドのクラブ階の下に約4,000席の座席が設置される。

また、旧センターフィールド付近にはテレビ中継スペースやコーチボックスが整備され、レンジャーズがクラブハウスとして使っていたエリアには、レネゲイズのチーム施設と予備更衣室2室が整備される。

グローブ・ライフ・パークの改修工事は、レネゲイズのXFL新シーズン開幕(2月)とノース・テキサスSCのシーズン開幕(3月)に間に合うよう、2020年初頭には竣工する予定だ。なお、ノース・テキサスSCは、北米最高峰リーグのメジャーリーグ・サッカー(MLS)に所属するFCダラスの下部組織であるため、MLSへの昇格資格はない。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - GLOBE LIFE PARK COMMENCES TRANSITION TO FOOTBALL VENUE

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