豪州の西オーストラリア州パースのオプタス・スタジアムは、2019年12月12日~16日の5日間にわたって開催されるクリケットのオーストラリアvsニュージーランドの公式戦で、観客席にプール席を設置すると発表した。当該試合は同スタジアム初のナイター試合となる。
同スタジアムは、10月11日の20時までに試合のチケットを購入したファンを対象に、プール観戦席の『ザ・バウンダリー・ビーチクラブ』の2時間観戦席へのアップグレードが当たる抽選を実施した。
ザ・バウンダリー・ビーチクラブは、3セクション分の観客席にまたがる14mの長さのプールデッキ席で、オプタス・スタジアムの1階(スタンドの最前部)に設置される。およそ100人を収容可能だ。
2時間の各セッション終了時に清掃が入り、利用時は少なくとも2人のプール監視員が常に利用客の安全性を確保する。
オプタス・スタジアムは今回の導入が初のこととなるが、クイーンズランド州ブリスベンのザ・ギャバ(TheGabba=ブリスベン・クリケット・グラウンドの俗称)では類似企画の実施例があり、無作為に選ばれた観客がプール席から観戦できるイベントが行なわれた。
オプタス・スタジアムは2018年1月に開場した多目的スタジアムで、収容人数は60,000人。クリケット以外にも、オーストラリアン・フットボール(AFL)やサッカー、13人制および15人制ラグビーなどの試合、そしてエド・シーランやテイラー・スウィフト、エミネムといった人気アーティストのコンサートも開催している。
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元記事 - OPTUS STADIUM TO HOST POOL AREA DURING DAY-NIGHT TEST
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