ルーマニア西部、トランシルヴァニア地方のティミショアラ市に新たな球技場が整備される。新スタジアムの座席数は30,000席で、主にサッカーとラグビーでの利用が見込まれる。
地元紙のZiuadeVest紙は、ティミシュ県議会は、ティミショアラのスタディオヌル・ダン・パルティヌシャヌを国立投資公社(CNI)に譲渡し、新スタジアムのプロジェクト調査費として70万ルーマニアニューレウ(約1,745万円)を割り当てたと報じた。
スタディオヌル・ダン・パルティヌシャヌは1963年に開場した多目的スタジアムで、現在は構造上の問題で安全でないとされており、CNIは同スタジアムを解体し、敷地内に欧州サッカー連盟(UEFA)のカテゴリ4水準の屋根付きスタジアムを新たに整備する予定だ。
UEFAのカテゴリ4認定を取得することにより、サッカーの国内のリーガI(1部)だけでなく、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)や代表チームの欧州選手権(EURO)、FIFAワールドカップの公式戦など、多くの試合を開催することが可能になる。また、ラグビーも、国内のスーパーリーガ(SuperLiga)の公式戦だけでなく、欧州や世界大会の開催が可能になることに期待が寄せられている。
ティミシュ県議会のカリン・ドブラ議長は、新スタジアム整備計画について次のように話した。
「現在、私たちは新スタジアム整備計画にとって非常に重要な局面を迎えています。立地評価の終了後、CNIは調査業者を選定するための入札を実施しました。これは、新スタジアム計画が、投資事業として非常に早く進んでいることを意味します。落札業者は4ヶ月半にわたる調査後、調査結果を提出することになります。」
※金額はすべて2019年9月下旬で換算
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元記事 - PLANS MOVE FORWARD FOR NEW FOOTBALL, RUGBY STADIUM IN TIMIȘOARA
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