コカ・コーラ・アリーナ、完全キャッシュレス化を目指してVisaとパートナーシップを締結
コカ・コーラ・アリーナ、完全キャッシュレス化を目指してVisaとパートナーシップを締結

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ドバイのコカ・コーラ・アリーナ
ドバイのコカ・コーラ・アリーナ (画像:Ninoksha Maria)

決済サービス・プロバイダーのVisaは、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイのコカ・コーラ・アリーナと複数年にわたるパートナーシップ契約を締結した。

今回の契約締結により、Visaは17,000席のドバイ・アリーナのファウンディング・パートナーおよびオフィシャル・ペイメント・パートナーに就任した。同アリーナはMENA(中東・北アフリカ)地域で最大の屋内アリーナだ。

Visaカードを保有する利用客や顧客には、コカ・コーラ・アリーナで開催されるイベントの前売り券の優先購入権が与えられるほか、バックステージ体験などの特典も提供される。また、来場時にVisaカードを使った利用客は、音やアニメーション、触覚技術を駆使した多感覚ブランディング体験を楽しむことができる。

17,000席は屋内アリーナとしては中東・北アフリカ最大
17,000席は屋内アリーナとしては中東・北アフリカ最大 (画像:Coca Cola Arena)

今回のパートナーシップは、コカ・コーラ・アリーナが推進しているキャッシュレス化事業の一環として結ばれたものだ。同アリーナは、中東地域で技術的に最先端のアリーナとなることを目指している。Visaはパートナーシップ締結に先立ち、コカ・コーラ・アリーナの幹部を同社がドバイに開設したイノベーション・センターに招待し、同社の最新決済テクノロジーや、アリーナ体験向上に役立つソリューションなどを紹介していた。

コカ・コーラ・アリーナは、現時点ですべての売店のPOS端末を非接触型(コンタクトレス)決済対応型にしており、将来的には完全キャッシュレス化への移行を目指す。

コカ・コーラ・アリーナのCEO(最高経営責任者)で、AEGオグデン(AEG Ogden)社のガイ・ンガタ氏は次のように話した。

「Visaと共に、お客様に世界最高のイベント、そして世界最高のアリーナ体験を提供していきたいと考えています。MENA地域ではキャッシュレス技術の導入が驚異的なスピードで進んでおり、今回のVisaとのパートナーシップは間違いなく、世界屈指の屋内施設を目指すというコカ・コーラ・アリーナの野望を後押ししてくれることでしょう」

また、VisaのMENA地域担当ジェネラル・マネージャー、マルセロ・バリコルディ氏は次のように話した。

「Visaは長い間、キャッシュレス化の未来を描き、世界中のお客様の体験を向上するために尽力してきました。

コカ・コーラ・アリーナとのパートナーシップは、まさに弊社の今までの努力を象徴するもので、Visaカードをお持ちのお客様に安全で簡単な決済方法を提供するために、最新の決済システムや革新的な技術を導入する大きなステップとなるでしょう。コカ・コーラ・アリーナに来場されるお客様に楽しんでいただける新たな決済ソリューションを開発し、UAEが世界屈指のイベント開催国として認識されるようにお手伝いしていきたいと思います」

2019年4月にコカ・コーラが命名権を獲得し、6月に開場した同アリーナでは、すでにマルーン5やThe 1975といった人気バンドのコンサートが開催され、8月末にはウエストライフが公演を行なったばかりだ。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - COCA-COLA ARENA CONTINUES CASHLESS DRIVE WITH VISA PARTNERSHIP

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