ドイツのサッカー、ブンデスリーガ(1部)のボルシア・ドルトムントは、金融サービス大手のコムディレクト・バンク(comdirectbank AG)社とのパートナーシップの一環として、本拠地「ジグナル・イドゥナ・パルク」に新たなにモバイル決済システムを導入すると発表した。
コムディレクトはボルシア・ドルトムントの2019-20シーズンの公式バンキング・パートナーに就任しており、同社とのパートナーシップ契約の下、利用者限定特典付きの新たなBVB(クラブの略称)ファン・アカウントを開設する。
ジグナル・イドゥナ・パルクの来場客は、同スタジアムの敷地内の170ヶ所の店舗レジでApple PayやGoogle Payによるモバイル決済、そしてデビットカードやクレジットカードといったキャッシュレス決済を利用できるようになる。また、ドルトムントがすでに発行していたチャージ機能付きの電子決済カードも引き続きスタジアムで利用可能だ。
このBVBファン・アカウントを新たに開設すると、ドルトムントのオンラインバンキングアプリや従量課金制決済用の限定ブレスレット、非接触型決済機能付きのVisaカードが提供されるだけでなく、フランクフルト証券取引所でクラブの株式を取引する際に、取引手数料が免除されるなどの特典を利用することができる。
ボルシア・ドルトムントのマネージング・ダイレクター、カーステン・クラマー氏は、コムディレクトとの提携事業について次のように話した。
「デジタル金融サービスだけでなく、銀行やスポーツ業界におけるイノベーション分野の強みを発揮しているコムディレクトが、ドルトムントのパートナーになってくれたことを、非常に心強く感じています。今回 のパートナーシップ締結は、クラブとサポーターの絆をさらに深めることに繋がる重要なステップとなるでしょう」
収容人数81,000人のジグナル・イドゥナ・パルクは、ドイツ最大かつ欧州屈指の大型スタジアムだ。
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元記事 - DORTMUND TO INTRODUCE MOBILE PAYMENT AT SIGNAL IDUNA PARK
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