イングランドのサッカー、フットボールリーグ1(3部)のトランメア・ローヴァーズFCは、新スタジアム建設の可能性について関係団体と協議していることを明らかにした。
同クラブのニコラ・パリオス副会長は、協議は始まったばかりだとしたうえで、新スタジアム建設の可能性についてもクラブは検討していると話した。トランメアは現在の本拠地で、収容人数16,500人のプレントン・パークを100年以上ホームスタジアムとして利用してきた歴史を持ち、同氏は新スタジアムへの移転はマージーサイドの同クラブにとって「非常に複雑で大掛かりなプロジェクトになる」と指摘しつつ、BusinessLiveに対して次のように話した。
「新スタジアムへの移転については、収容人数のことだけでなく、クラブを長期間にわたって経営的に支える収益を生み出す方法、そして移転がトランメアの地域コミュニティに恩恵をもたらすかということも考慮しなくてはなりません」
同氏によると、計画が実現した場合、新スタジアムは「現代的で最先端の施設」で、「生活と観考の両面において、ウィラル広域市を楽しい街にするため」にコンサート会場を併設することになる。
パリオス副会長は新スタジアムの詳細については言及しなかったものの、次のように語った。
「新スタジアム建設の可能性については、機会を見ながら関係者と協議している段階です。非常に複雑で大掛かりなプロジェクトになることは明白で、まだ検討を開始したばかりです」
現在、リーグ1に所属するトランメアは、ここ2年連続で昇格に成功してきた。1912年以来、プレントン・パークでプレーしており、同スタジアムでは、スタジアムの安全性について英国政府に提出されたテイラー報告書の指摘に対応するかたちで、1995年の改修で全席座席化が実施されている。
なお、プレントン・パークはトランメア・ローヴァーズが所有しており、同クラブ以外にもFA女子スーパーリーグのリヴァプールFC、そしてリヴァプール男子のリザーブチームが本拠地として利用している。
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元記事 - TRANMERE IN TALKS OVER POTENTIAL NEW STADIUM
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