ノースクイーンズランド・スタジアム、地産地消型飲食サービスを目指すスポットレスをケータリングパートナーに選定
ノースクイーンズランド・スタジアム、地産地消型飲食サービスを目指すスポットレスをケータリングパートナーに選定

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2020年完成予定のノースクイーンズランド・スタジアム
2020年完成予定のノースクイーンズランド・スタジアム(画像:Stadiums Queensland)

2020年にオーストラリア北東部のクイーンズランド州北部、タウンズビル市に完成予定のノースクイーンズランド・スタジアムは、公式ケータリング・パートナーとしてスポットレス・グループ(Spotless Group)を選定した。契約期間は5年間。

ノースクイーンズランド・スタジアムは、13人制(リーグ式)ラグビーのナショナル・ラグビー・リーグ(NRL=1部)のノースクイーンズランド・カウボーイズが新たな本拠地として使用する25,000席の球技専用スタジアム。2019年初めに発生した史上最大規模の洪水災害で工事の遅延が危ぶまれたが、当初の予定通り、NRLの2020年3月のシーズン開幕までに完成する予定だ。

今回締結されたパートナーシップ契約により、スポットレスはスタジアム内の売店やVIPホスピタリティ施設、バーなどで飲食商品の販売やサービス関連業務を提供する。同社はこれまでに、クイーンズランド州北部で10年におよぶ事業展開をしてきたこともあり、その実績が今回のパートナーシップに繋がった。

スポットレスのホスピタリティ・ベニュー・マネージャー、ジェフリー・エリス氏は同社が201年以来、1300SMILESスタジアム、王立オーストラリア空軍のラヴァラック兵舎、セントパトリックス・カレッジ、オーストラリア海洋科学研究所といった施設にサービスを提供してきたことで、タウンズビルの地域コミュニティの一員として成長できたとし、次のように話した。

「地元のスポーツファンの皆様と今後も良好な関係を保っていきたいと思っています。当社はタウンズビルのジェームズクック大学や人材派遣会社と強固な関係で結ばれており、今後も徒弟制度や研修を通じたスキルアップの機会を創出したいと考えております。もちろん、スタッフは100%地元の人材を雇用していく考えです」

また、エリス氏は、魚料理やトロピカル・バーガーなどの人気メニューについても、食材の85%を地元産にする目標を設定していると話した。

スポットレスがサービスを提供している1300SMILESスタジアム
スポットレスがサービスを提供している1300SMILESスタジアム (画像:Austadiums)

ノースクイーンズランド・スタジアムのスタジアムマネージャー、グレン・アーボワット氏は、スポットレストのパートナーシップについて次のように話した。

「スポットレスは地元の食材を反映した豊富な飲食メニュー、そしてその価値や多様性の重要性といった、新スタジアムにおける飲食サービスの明確なビジョンを提示してくれました。

また、スポットレスはすでにビクトリア州のメルボルン・クリケット・グラウンド(MCG)や西オーストラリア州パースのHBFパークといった主要スタジアムや娯楽施設にサービスを提供しており、実績に裏付けられた確かな専門性を有しています。

業者選定の公募に際して、多くの入札条件が提示されましたが、その中で特に重要だったもののひとつに地域への利益還元があります。スポットレスは、可能なかぎり地元の食材や業者サービスを優先的に調達し、研修や雇用の機会を創出する方向性を示してくれました。」

スポットレスがサービスを提供しているパースのHBFパーク
スポットレスがサービスを提供しているパースのHBFパーク (画像:HBF Park)

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - NORTH QUEENSLAND STADIUM CATERING PARTNER TO OFFER LOCAL TOUCH

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