メキシコ第3の都市、モンテレイに10,000席のアメフトスタジアムが誕生した。
モンテレイ工科大学(Instituto Tecnológico y de Estudios Superiores de Monterrey=ITESM)が総事業費6億2000万メキシコペソ(約34.8億円)を投じて整備したエスタディオ・ボレゴだ。昨年まで使用していたエスタディオ・テクニョロジコに替わる新たなホームスタジアムとなる。
完成まで2年半を要したエスタディオ・ボレゴは、ITESMが多種競技の強化を目的にオープンしたボレゴス・スポーツ・センターを構成する新施設のひとつだ。メインスタンド内にはスポーツ科学の研究施設、理学療法室、トレーニングジム、選手用の学習室などがあり、教育機関としての設備も充実している。もちろん、チケット販売所や飲食スペース、エレベーター、記者会見場、観戦席など、スポーツ観戦を盛り上げる設備も完備している。
ITESMのブルーノ・セペタ事業運営担当バイスプレジデントは、新たにオープンした施設について次のように話した。
「ITESMでは、すべての学生が肉体的、心理的、感情的、そして精神的なバランスを整えることで、己のリーダーシップを育み、人間的に成長できる環境づくりを目指しています」
エスタディオ・ボレゴは、可動式スタンドの設置により最大15,000人まで収容可能。アメフト以外にもサッカーの試合、コンサート、学校イベントなど、多目的施設としても使用できるのが強みだ。
※金額はすべて2019年6月下旬で換算
Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - NEW AMERICAN FOOTBALL STADIUM COMPLETED IN MONTERREY
THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB