ポーランド南部のソスノウィエツ市で整備予定のスポーツパーク構想のうち、サッカースタジアム新設事業の建設会社が決定した。
「ザグウェンビョウスキ・パルク・スポルトゥイ」と呼ばれるこのスポーツパークには、ポーランドのサッカー、エクストラクラサ(1部)のザグウェンビェ・ソスノウィエツの新たなホームとなるサッカースタジアム、冬季スポーツ施設、屋内アリーナが整備される。スポーツパーク内の全施設の意匠設計については、すでにJSKアルキテクシ(JSK Architekci)社のデザイン案が建築コンペを勝ち抜いており、今回、ソスノウィエツ市は新サッカースタジアムの建設会社を電子入札で選定した。
市は2019年2月にも建設会社を公募したが、3施設合計の総工費で2億200万ズウォティ(約58億円)という低い事業予算を設定したため、予算内で応札できる入札者が出ず、結局予算を見直したうえで再入札を実施することになっていた。
ニュース配信サイトのNaszemiasto.plによると、ビェルスク建設産業SA(Bielskie Przedsiębiorstwo Budownictwa Przemysłowego SA)社が1億4790万ズウォティ(約42億5400万円*)の入札額で新サッカースタジアム建設事業を落札した。
ソスノウィエツのアルカディウシュ・チェシンスキ市長は、新スタジアムの建設事業者が選定されたことについて次のように話した。
「今回の落札額は1億4790万ズウォティと、前回提示した事業予算より小規模になりました。今後は契約の詳細について協議していきたいと思います。」
冬季スポーツ施設と屋内アリーナの入札時期は未定だが、チェシンスキ市長は近日中にそれらの入札手続きも始まると述べた。ザグウェンビョウスキ・パルク・スポルトゥイの工期は2年半。
新たなホームスタジアムを手に入れることになるザグウェンビェ・ソスノウィエツは、現在は収容人数7,500人のスタディオン・ルドウィを本拠地として使っている。
※金額はすべて2019年6月下旬で換算
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元記事 - CONTRACTOR SELECTED FOR ZAGŁĘBIOWSKI PARK SPORTOWY
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