イングランドのサッカー、プレミアリーグ(1部)のマンチェスター・シティFCは、本拠地「エティハド・スタジアム」で1年間の期間限定となるスタジアムツアーの催行を開始した。周囲360度のシネマスクリーンを使った映像プレゼンテーションやトップチームのペップ・グアディオラ監督のホログラムなど、最先端テクノロジーを駆使したツアーだ。
クラブ創立125周年記念企画として始まった「マンチェスター・シティ・ツアー」では、3Dホログラムや拡張現実(AR)技術を使った斬新なスタジアム体験を提供。ツアーは2020年5月まで催行している。
360度のシネマスクリーンはプレミアリーグのスタジアムでは初の試みで、独特な世界観を体験できるようになっている。また、ホログラムで投影したグアディオラ監督が参加者の質問に答えてくれるインタラクティブコーナーなど、子供から大人まで多くの年齢層が楽しめる仕掛けを用意した。
また、初代のデザインから現在の姿に順番に変わるホログラムのクラブエンブレムや、手持ちのオーディオ&ビデオガイドがクラブの歴史や活動を紹介。他にも、初展示となる歴史資料や展示物に加え、マンチェスター市の産業基盤を象徴する綿製の糸巻きなど、地域の歴史についても知ることができる展示物も設置した。
マンチェスター・シティFCのオマール・ベラダ最高執行責任者(COO)は、ツアーについて次のように話した。
「マンチェスター・シティ・ツアーはクラブの深い歴史と伝統について再認識し、クラブとサポーターたちが共に紡いできた物語を祝うのに最適なクラブ創立125周年記念イベントです。
今回初めて、物理的な歴史資料や展示物と最新テクノロジーの両方を楽しんでいただけるツアー商品を開発でき、とても嬉しく思っています。非常にユニークな方法でマンチェスター・シティの物語を体感していただくツアーになっていますので、来場される皆様にとって忘れられない思い出になればいいなと思っています」
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元記事 - CITY GIVES STADIUM TOUR HIGH-TECH MAKEOVER
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