フランスのサッカー、リーグ・アン(1部)のパリ・サンジェルマンFC(PSG)は、東アフリカのルワンダ共和国とパートナーシップ契約を締結した。このパートナーシップの一環で、PSGは来季から本拠地のパルク・デ・プランスで、同国産のコーヒーや紅茶などの飲料を提供する。
今回のパートナーシップはPSGとルワンダ開発庁(Rwanda Development Board)の間で締結され、契約期間は3年間。発展途上国であるルワンダの振興をサポートし、ビジネス・パートナーシップの構築も支援する。ルワンダは2018年に同様のパートナーシップをイングランドのプレミアリーグ(1部)のアーセナルFCとも締結している。
PSGとの契約では、ルワンダ開発庁の『Visit Rwanda』という広告がパルク・デ・プランスのほか、PSG女子チームのユニフォームの袖部分や全チームの練習着の背中にも掲出される。
また、PSGのファンやサポーターは、収容人数47,000人を誇るパルク・デ・プランスで、ルワンダ産のコーヒーや紅茶などの飲料を堪能できる。
PSGのマルク・アームストロング最高パートナーシップ責任者(CPO)は、ルワンダ共和国とのパートナーシップについて次のように話した。
「今回、ルワンダ共和国をPSGファミリーにお迎えすることができ、とても嬉しく思っております。パートナーシップ締結により、アフリカのPSGファンの皆様との距離が今まで以上に近づくことになるでしょう。
PSGとの多角的なコラボレーションを通じ、ルワンダの魅力をすべて紹介しつつ、ルワンダ経済の成長に貢献できればと思います。パートナーシップを結ぶ過程で、私たちはルワンダ共和国やルワンダの 人々と親しくなる機会を得ることができました。そして、今回のパートナーシップをベースにしてルワンダとフランス、世界中を結ぶプラットフォーム構築する機会を得られたことを、心から嬉しく思っています」
ルワンダ共和国の政府機関であるルワンダ開発庁は2019年8月、アーセナルとのパートナーシップ初年度だけで英国からルワンダへの旅行者が前年比で5%増となり、その結果、宣伝費として投資した金額を上回るリターンを1年目で回収できたと主張していた。
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元記事 - PSG TO OFFER RWANDAN BEVERAGES AS PART OF WIDE-RANGING DEAL
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