フランスのサッカー、リーグ・アン(1部)のオリンピック・リヨンのトップスポンサーである現代自動車は、クラブの本拠地『グルパマ・スタジアム』の特等席が当たる新企画について発表した。
これは、ファンやサポーターが真の『プレアムス(Preums=コアサポ)』であることを証明できれば、タッチライン際に設置された本皮の特別カーシートで観戦するチャンスが当たるという企画で、この特別カーシートは選手や監督が座るベンチよりもタッチラインに近い位置に設置されるのが大きな特徴だ。
キックオフ前にスコアボードに長い文章が掲示され、スタジアムDJがその文を読み上げるので、その文章をTwitter上で一番最初に投稿(#HyundaiPreums)した参加者が特別カーシートでの観戦権利を獲得するという流れだ。2019年12月4日のリールOSC戦から始まったこのキャンペーンは、2020年5月のシーズン閉幕までグルパマ・スタジアムで行なわれる。
なお、この『#HyundaiPreums プロモーション』は、大手広告代理店のラガルデール・スポーツ&エンターテインメント社(Lagardère Sports and Entertainment)のクリエイティブエージェンシーであるラガルデール・プリュス(Lagardère Plus)社の支援によって実施されている。
現代自動車フランス支社のリオネル・フレンチ=キオー社長は、『#HyundaiPreums プロモーション』を「革新的で、しかも楽しい」と評価しつつ、同社が2012年にリヨンとパートナーシップを締結して以来、豊かなファン体験を創出を目指して両者が協働してきたと話した。
オリンピック・リヨンのティエリー・ソウバージュ社長は、同プロモーションについて次のように話した。
「この現代自動車とリヨンのプロモーションは、ラガルデール・プリュスとのパートナーシップで生まれた企画で、グルパマ・スタジアムのマッチデーの人気イベントとして、観戦客のスタジアム体験を豊かにするものになるでしょう」
リヨンのトップチームから5人の選手が出演したプロモーション動画も製作されている。
また、ラガルデール・プリュスのエグゼクティブ・ジェネラル・ディレクター、エルヴェ・ボディニエ氏は次のように話した。
「このスポンサー・アクティベーション企画は、グルパマ・スタジアムの高いコネクティビティがあってこそ実現できるものです。現代自動車ブランドと同社製品の存在感を、ユーモアを使って統合した参加型イベントで、参加者のプライバシーや個人情報に踏み入ることなく、楽しくファンやサポーターの皆様を巻き込むことができると確信しています」
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元記事 - HYUNDAI TAKES LYON FANS CLOSER TO THE ACTION
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