ウディネーゼのダチア・アレーナ、公共利用促進のために音楽学校やビール醸造所などを整備
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一般向けの公共施設が整備されるウディネーゼのダチア・アレーナ
一般向けの公共施設が整備されるウディネーゼのダチア・アレーナ (画像:Matteo.favi)

イタリアのサッカー、セリエA(1部)のウディネーゼ・カルチョは、本拠地「ダチア・アレーナ」をノンマッチデーでも公共利用できるよう多目的施設化する事業について、ウーディネ市と合意に達した。

正式名称のスタディオ・フリウーリで知られる同スタジアムでは、この「スタジアム2.0」改修プロジェクトでTVスタジオ、音楽学校、託児所、オフィス、医療センター、フィットネスジム、スイミングプール、博物館、倉庫、会議場、ビール醸造所といった施設がスタジアム内に整備される予定だ。なお、改修事業費は2,000~3,000万ユーロ(約23億8,000万円~35億7,000万円)規模と考えられている。

ウディネーゼによると、改修後は収容人数25,000人の同スタジアムで音楽コンサートも開催できるようになる。

最初に整備されるのはスイミングプール、フィットネスジム、医療センター、ビール醸造所で、早ければ1年以内にオープンする可能性もある。

また、クラブは、アメリカのメジャースポーツの新設施設に倣い、ダチア・アレーナの中心部分の合計20,000m2のエリアを改修するとしている。

ウディネーゼのアルベルト・リゴット運営部長は、「スタジアム2.0」について次のように話した。

「改修工事は2019年9月には起工する予定ですが、サッカー興行などの既存のプログラムには何の影響もありません」

※金額はすべて2019年 8月上旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - UDINESE STADIUM REVAMP TO BRING IN THE PUBLIC

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