カーディフ・シティFC、スタジアムでヴィーガンメニューの提供を開始
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カーディフ・シティFCのヴィンセント・タン会長(左)とマット・プリチャード氏
カーディフ・シティFCのヴィンセント・タン会長(左)とマット・プリチャード氏 (画像:CardiffCity)

イングランドのサッカー、チャンピオンシップ(2部)のカーディフ・シティFCは、ケータリング大手のレヴィUK(Levy UK)社および有名人シェフのマット・プリチャード氏と提携し、2019-20シーズンから本拠地「カーディフ・シティ・スタジアム」で、植物性食品のみで作るヴィーガン(絶対菜食主義)料理の提供を開始した。

カーディフのヴィーガンメニューは、2019年8月10日のルートン・タウン戦から提供。レヴィUKにとっても、スポーツ施設でのヴィーガンメニューの提供は初の試みだが、同社は今後、他の施設でもヴィーガンメニューを展開していく予定だ。

メニューには、大豆たんぱくを使ったセイタン・ケバブ、ポテトのダーティフライ、さまざまな種類のヴィーガンバーガーなどがあり、持続可能な方法で調達された英国産食材を可能なかぎり使っているのも特色だ。

カーディフ出身のマット・プリチャード氏はTV番組の元スタントマンで、最近はスケートボーダーやヴィーガンシェフとしても活躍しており、英国放送協会(BBC)初となるヴィーガン料理番組『Dirty Vegan』の司会を務めたほか、2020年には2作目となる料理本が出版される。

カーディフ・シティFCを所有するヴィンセント・タン会長は、ヴィーガンメニューの導入について次のように話した。

「近年、ヴィーガン料理が地球環境だけでなく、人間の健康にも良い効果があるということへの理解が深まり、ヴィーガンやベジタリアン(菜食主義者)になる人の数は増えてきています。

ヴィーガンメニューの提供が始まることをとても嬉しく思っており、次にカーディフを訪れる際は、ぜひ美味しいヴィーガン料理を味見してみようと思います」

また、レヴィUKのマネージング・ダイレクター、ジョナサン・デイビース氏は次のように話した。

「マット・プリチャード氏と『Dirty Vegan』は、レヴィのケータリングビジネスにとって重要な存在で、従来の形式とはまったく異なるアプローチで新たなサービスを提供することは、まさにレヴィにうってつけのチャンスなのです。

カーディフ出身のマットと提携することが決まったとき、彼とのコラボ企画は絶対にカーディフ・シティ・スタジアムで実施すべきだと感じました。マットが生み出した美味しいヴィーガンメニューを提供することで、多くの人が持っているヴィーガン料理へのイメージを変えることができればと思います」

今回のカーディフ・シティとのパートナーシップは、より持続可能で植物性食品を使った料理メニューの提供を目指し、ヴィーガンまたはベジタリアン向けの料理が全メニューの25%を占めるレヴィUKの方向性と合致したことから実現した。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - CARDIFF CITY ADDS VEGAN MENU TO STADIUM OFFERING

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