豪州のオーストラリアンフットボール最高峰、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)は、メルボルンのマーベル・スタジアムで開催される今シーズンの残りの全試合において、同スタジアムの屋根を閉めて開催することを発表した。
マーベル・スタジアムの可動屋根については、ピッチの日光が当たっている部分と屋根の陰になっている部分の明暗差が大きく、観戦客やプレーする選手からも苦情が出ていた。
特に2019年6月8日に開催されたカールトン対ブリスベンの試合が、屋根を開けた状態で開催されたことについては選手たちから多くの苦情が寄せられ、当該試合でプレーしなかったコリンウッドのスコット・ペンドルベリー主将は「恥ずべき決定」として断罪していた。
今シーズンの同スタジアムでの残りの試合は、屋根を閉めた状態で開催することを決定したAFLとしては、来シーズン以降の方針についても同様の検討を余儀なくされたことになる。
マーベル・スタジアムはAFLが所有しており、主にエセンドン、セントキルダ、ウェスタン・ブルドッグス、ノースメルボルン、カールトンの試合でホームスタジアムとして利用されている。
53,000席の同スタジアムは、2009~2018年までエティハド・スタジアムの愛称で知られてきたが、昨年のザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー・オーストラリア(The Walt Disney Company Australia)社とメルボルン・スタジアムズ・リミテッド(Melbourne Stadiums Limited=MSL)社とのパートナーシップ締結により、2019年から現在のマーベル・スタジアムの呼称になっていた。
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元記事 - MARVEL STADIUM ROOF TO REMAIN CLOSED FOLLOWING COMPLAINTS
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