オーストリアのサッカー、ブンデスリーガ(1部)のFCレッドブル・ザルツブルクは、本拠地のレッドブル・アレーナにおける決済が2019年7月末より完全キャッシュレス化すると発表した。
今回の決定は金融サービス大手のマスターカード(Mastercard)社とのパートナーシップによるもので、キャッシュレス化実施後、32,000席の同スタジアムでの支払いはデビットカードやクレジットカードといったカード決済、そしてスマートフォンやスマートウォッチを使った決済のみ利用可能となる。ただし、アメリカン・エキスプレスとダイナースクラブのカード決済は対象外で利用できない。
他にも、マスターカード発行の20ユーロ(約2,400円)のプリペイドカードを購入し、スタジアム内での支払いに使用することも可能だ。同国リーグでは、FKアウストリア・ウィーンの本拠地「ジェネラーリ・アレーナ」でも完全キャッシュレス化が実施済みで、レッドブル・ザルツブルクは2019年7月31日のイングランド・プレミアリーグの強豪チェルシーFCとの親善試合での導入を目指している。
また、同クラブはスタジアムにおけるサステナビリティ事業の一環として、使い捨てプラスチックの使用を廃止し、2ユーロ(約240円)のデポジット方式のリサイクルカップ利用を促進していく。試合によっては、デポジットを慈善団体に寄付できるような取り組みも企画している。
※金額はすべて2019年7月下旬で換算
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元記事 - RED BULL SALZBURG EMPLOYS CASHLESS STADIUM MODEL
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