フィットネスジム事業を世界展開しているオレンジセオリー(Orangetheory)社が、ニュージーランドのラグビー場「クライストチャーチ・スタジアム」のネーミングライツ(命名権)を獲得した。
18,000席の同スタジアムは現在、南半球のラグビー最高峰リーグ「スーパーラグビー」のクルセイダーズが本拠地として使用しており、今後は呼称がオレンジセオリー・スタジアムになる。契約金等の詳細は公表されていないが、ニュース配信サイトのStuff.co.nzは「年間数十万ドルの複数年契約で合意」と報じている。
クライストチャーチ・スタジアムの命名権はこれまで、保険グループのAMI社が取得しており、同スタジアムは契約が満了した2018年8月までAMIスタジアムと呼ばれていた。新たな命名権契約合意により、2019年6月10日から正式にオレンジセオリー・スタジアムの呼称が使用され始めた。
なお、クルセイダーズは、クライストチャーチ市内に新スタジアムが整備されるのを待っている状態で、オレンジセオリー・スタジアムは新スタジアム完成までの本拠地となる。同スタジアムではスーパーラグビーのほかに、13人制(リーグ式)ラグビーの試合やコンサートなどの音楽イベントも開催される。
クライストチャーチ・スタジアム信託基金(Christchurch Stadium Trust)のトレバー・ソーントン氏は、今回の命名権契約締結を「素晴らしい成果」として喜んだ。契約年数に関しては「複数年だ」としながらも、早ければ2023年にも開場する可能性のある新スタジアムには今回の命名権が適用されれないことを明らかにした。
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元記事-CHRISTCHURCH RUGBY GROUND REBRANDS AS ORANGETHEORY STADIUM
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