アメリカの大手ビールブランドのバドワイザーは、2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会で販売・回収したリサイクルカップの再生材を使った画期的なピッチをソチにオープンした。
バドワイザーは30年に以上にわたり、公式ビールスポンサーとしてFIFAワールドカップを支えてきたが、2018年のロシア大会では、開催会場のスタジアムやFIFAファン・フェストで販売された飲料商品のレッドライトカップ(Red Light Cup)を回収する事業を実施。
大会閉幕後、ロシア大会の開催地組織委員会とバドワイザーの協働により、50,000個以上のレッドライトカップがリサイクルにより、耐久性の高いカラーコーティングの再生材となり、65m x 42mサイズの特殊ピッチに使用された。
また、バドワイザーは最近、2025年までに同ブランドのすべてのボトルビール商品を再生可能エネルギーで製造することを宣言したばかりだ。
バドワイザーの親会社であるアンハイザー・ブッシュ・インベブ・エフェス(Anheuser-Busch InBev Efes)社のマーケティング・ディレクター、コンスタンティン・タミロフ氏は、このリサイクル事業について次のように話した。
「大会期間中、バドワイザーはスポンサー事業のアクティベーションで多くの来場客を驚かし、興奮や感動を提供しました。そこで、ファンの皆様との楽しい体験の思い出を、「バドワイザーReCupアリーナ(Budweiser ReCup Arena)」という特別なサッカー施設のかたちで世に残すことにしたのです。このアリーナが過去の素晴らしい大会を思い出す場所、そして未来の大物選手のキャリアが始まる場所になることを願っています」
Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com-reproduced with permission.
元記事-BUDWEISER OPENS RECUP ARENA AS PART OF WORLD CUP LEGACY PLANS
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