アメリカのサッカー、USLチャンピオンシップ(2部)のサクラメント・リパブリックFCは、メジャーリーグ・サッカー(MLS=1部)参入に向けて必要となる新スタジアムのデザイン案を公表した。
今回発表されたデザイン案は、クラブの主要投資家であるロン・バーク氏と、同氏のビジネス・パートナーのマット・アルバレス氏が準備したものだ。また、スタジアムを囲む360度のコンコース遊歩道や西側の上層階の観戦エリア、そしてピッチレベルの観戦席など、2017年からオーナーとしてクラブを率いるケビン・ナグル氏が推進してきた設計案も含まれている。
資産家で慈善家でもあるバーク氏は今年1月にサクラメント・リパブリックFC の経営権を獲得した。バーク氏の投資グループは同時に、スタジアム用地と周辺14エーカーの土地の買収に合意。ダウンタウンの鉄道操車場跡地をエンターテインメント地区に再開発する計画で、新スタジアムはその中核施設となる予定だ。
MLS参入が認められた場合、サクラメント・リパブリックFC は2021年の完成に向けて、すぐにでも建設工事を開始できる状態にあるとしている。クラブのベン・ガムパート社長兼CEOは次のように話した。
「今回発表したデザイン案は、MLS参入に向けたクラブの継続的な努力と、舞台の裏側でどういった計画が進んでいるかを表すものです。
360度のコンコースや、サクラメント川やダウンタウンの景色を一望できる展望スポットなどの新しいアイディアも追加され、素晴らしいファン体験をお楽しみいただける仕掛けが増えました。新スタジアムはサクラメントが誇る最高のものを体感してもらう場所にしたいと思っており、そのコンセプトこそがデザイン案の中心にあるものです」
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元記事-SACRAMENTO REPUBLIC REFRESHES STADIUM PLAN TO BOOST MLS DRIVE
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