米国で大人気の巨大ホットドッグもMLBロンドン・シリーズに参戦
米国で大人気の巨大ホットドッグもMLBロンドン・シリーズに参戦

米国で大人気の巨大ホットドッグもMLBロンドン・シリーズに参戦

  • twitter
  • facebook
  • bookmark
  • push
  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7
ロンドンに上陸するMLB名物の「ブームスティック」
ロンドンに上陸するMLB名物の「ブームスティック」 (画像:Delaware North)

2019年6月29~30日(現地時間)に英国・ロンドンで開催されるメジャーリーグ・ベースボール(MLB)のロンドン・シリーズ。MLB史上初となる欧州開催で注目を集めるビッグイベントの会場となるロンドン・スタジアムで、本場アメリカで大人気の最強ホットドッグが販売されることが発表された。イギリスの野球ファンにはたまらないニュースだ。

世界中で事業を展開するアメリカのホスピタリティサービス大手、デラウェア・ノース(Delaware North)社がロンドン・スタジアムの飲食サービス事業を担当していることもあり、ロンドン・シリーズでは本場の名物商品の販売を決めた。

今回、「上陸」が発表されたのは、2012年にデラウェア・ノースのシェフ、クリス・バスケス氏が開発した約61cmの特大ホットドッグ「ブームスティック」。名前の由来はテキサス・レンジャーズ(当時)の強打者として活躍していたネルソン・クルーズ選手(現ミネソタ・ツインズ)が使っていたバット。

牛肉の特大ソーセージにチリ、ナチョチーズ、ハラペーニョ、甘く炒めたオニオンが載り、そのすべてが巨大なじゃがいもパンに挟まれているという、まさに最強クラスのホットドッグだ。MLB観戦体験に欠かせない定番フードとして、アメリカ中のボールパークで愛されている。

MLB観戦の思い出にぴったり
MLB観戦の思い出にぴったり (画像:Food Service Equipment Journal)

また、食品業界ニュース配信サイトのFood Service Equipment Journalは、野球観戦の醍醐味でもある売り子による販売・接客の極意をロンドン・スタジアムの従業員に伝授するため、デラウェア・ノースはアメリカからスタッフを派遣すると報じている。

ニューヨーク州バッファロー市に本社を置く同社は2016年に、ロンドン・スタジアムのイベント・ホスピタリティ関連のフードサービス、スタジアム内の飲食販売全般、イベントのない日の会議やパーティのマーケティングおよび運営管理業務を請け負う契約に署名した。

契約期間は25年間という長期だ。また、デラウェア・ノースはロンドン・スタジアムのスタジアム・ツアーのマーケティング、営業、催行業務も担当している。

デラウェア・ノースによるロンドン・スタジアムでの業務期間が丸1年経過して初の決算となる2017年12月時点の決算報告によると、売上高は1500万ポンド(約20.5億円)から8550万ポンド(約117億円)に跳ね上がり、EBITDAは135万ポンド(約1.85億円)を記録した。

同スタジアムはイングランドのサッカー、プレミアリーグ(1部)のウェストハム・ユナイテッドが本拠地として使用している。

同社は同じくロンドン市内のウェンブリー・スタジアムや、アーセナルFCのエミレーツ・スタジアムなど、英国内の複数のサッカースタジアムでも事業を展開している。

※金額はすべて2019年6月下旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - DELAWARE NORTH BRINGING MIGHTY HOT DOG TO LONDON'S MLB GAME

TSB-Logo.png

THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB

  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7