イタリアのサッカー、セリエA(1部)のアタランタBCは、本拠地「スタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリア」の改修工事を開始した。
現在、同スタジアムの収容人数は21,300人となっているが、総工費4000万ユーロ(約49億円)の改修工事後は24,000人に増える。
2019年4月29日の第34節ウディネーゼ戦終了後、アタランタはスタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリアの北スタンド「クルヴァ・ノルド」の改修工事を開始、5月7日には同スタンドを解体した。改修工事の第1段階は9月22日に完了する予定だ。
なお、2018-19シーズンの最後のホーム戦2試合となる第36節ジェノアCFC戦と第38節USサッスオーロ戦は、サッスオーロの本拠地「マペイ・スタジアム」を代替ホームとして使用していた。
2020年夏には、熱狂的なサポーター集団のウルトラスが応援する南スタンド「クルヴァ・モロシーニ」の改修工事も始まり、最後にUBIバンカ・スタンドの改修が2021年に終了し、改修の全工程が完了する。
アタランタは1928年以来、スタディオ・アトレティ・アズーリ・ディターリアを本拠地としてきたが、2017年8月に同スタジアムをベルガモ市から1120万ユーロ(約13.7億円)で購入。ベルガモ市は2018年10月、3段階に分けて同スタジアムを改修する計画の建築許可の交付についてクラブと合意した。
アタランタは2018-19シーズン、クラブ史上最高となる3位でリーグ戦を終え、創立以来初となるUEFAチャンピオンズリーグの出場権を獲得した。
※金額はすべて2019年6月下旬で換算
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元記事 - ATALANTA SET TO BEGIN STADIUM RENOVATION
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