中国の通信機器大手、華為技術有限公司(ファーウェイ)は、現在エジプトで開催されているアフリカネイションズカップ2019の大会期間中に、開催会場のひとつであるカイロ国際スタジアムで次世代ワイアレス通信技術の5Gネットワークを導入すると発表した。今大会、カイロ国際スタジアムでは決勝を含む10試合が開催される。
エジプト政府のアミール・タラート通信・情報技術相は、ファーウェイのネットワーク技術が収容人数74,000人の同スタジアムに導入されることを認めたうえで、次のように話した。
「エジプト政府は、人工知能(AI)や技術移転、そして5Gの分野でファーウェイと協力して行きたいと考えています」
ファーウェイは、ほぼ即時のデータ転送を可能とする5Gモバイル通信機器の製造業界における大手企業だ。今回の導入事業ではテレコム・エジプト(Telecom Egypt)社と提携し、エジプト初となる5Gネットワーク体験を提供する。
アフリカネイションズカップ2019は6月21日～7月19日の日程でエジプトで開催中。同大会は当初、カメルーンでの開催が決定していたが、インフラ整備の遅延や治安の問題で開催権が剥奪され、2019年1月のアフリカサッカー連盟(CAF)理事会においてエジプトが新たな開催国として選出された。
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元記事 - HUAWEI TO ROLL OUT 5G AT CAIRO INTERNATIONAL STADIUM
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