2019年4月に南米サッカー連盟(CONMEBOL)が2020年南米選手権(コパ・アメリカ)をコロンビアとアルゼンチンの共催に決定したことで、開催スタジアムの選定が白熱化している。
現在、ブラジルで開催されている2019年大会に続き、2年連続となるコパ・アメリカの2020年大会。コパ・アメリカはこれまで、記念大会の開催などにより、不定期で開催されていた歴史があるが、2020年大会からは4年に1度の定期サイクルで開催されことになった。
CONMEBOLは4月に、2020年大会は参加12チームを北グループと南グループに6チームずつ振り分けて開催すると発表。北グループにはコロンビア(共催国)、ブラジル、ベネズエラ、エクアドル、ペルー、招待国 、南グループにはアルゼンチン(共催国)、チリ、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア、招待国が参加することになった。なお、オーストラリアとカタールが招待国として参加することも決まっている。
各グループの上位4チームが決勝トーナメントに進出し、準々決勝(8チーム)、準決勝(4チーム)、決勝(2チーム)を戦う。この2020年大会の新たな大会方式では、これまでの26試合よりも12試合多い計38試合が実施される。
CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長は、新しい大会方式について次のように話した。
「今回の大会方式変更の主な目的は、今までより多くの試合を南米各国のサッカーファンの皆様にお届けすることです。新しい大会方式により、参加各国は少なくとも5試合を戦うため、コパ・アメリカをまさにスポーツの祭典として楽しんでいただける機会が増えるのです」
現時点では、決勝トーナメント以降の開催場所は未定だが、各国ではすでに開催スタジアムの検討が始まっている。コロンビア・サッカー協会(FCF)は首都ボゴタのエスタディオ・ネメシオ・カマーチョ(エル・カンピン)、メデジンのエスタディオ・アタナシオ・ヒラルド、サンティアゴ・デ・カリのエスタディオ・オリンピコ・パスカル・ゲレーロ、バランキージャのエスタディオ・メトロポリターノ・ロベルト・メレンデスを推薦すると公表しつつ、他の候補都市についても検討を続けるとしている。
アルゼンチン・サッカー協会(AFA)は、まだ正式に開催候補地について言及していないが、地元紙のClarínはブエノスアイレスのエスタディオ・アルベルト・J・アルマンド(ラ・ボンボネーラ)とエスタディオ・モヌメンタル・アントニオ・ベスプチオ・リベルティ、アベジャネーダのエスタディオ・プレシデンテ・ペロン(エル・シリンドロ)、コルドバのエスタディオ・マリオ・アルベルト・ケンペス、メンドーサのエスタディオ・マルビナス・アルヘンティナス、サン・ファンのエスタディオ・サン・フアン・デル・ビセンテナリオ、サンチアゴ・デル・エステロのエスタディオ・シウダ・デ・サンチアゴ・デル・エステロが候補地として有力視されていると報じている。
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元記事 - NEW-LOOK COPA AMÉRICA HEADS TO ARGENTINA, COLOMBIA
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