イタリアのサルヴィーニ副首相、新スタジアムの整備を促進する法案について言及
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ミラノのサン・シーロ
ミラノのサン・シーロ (画像:ДмитрийКошелев)

イタリアのマッテオ・サルヴィーニ副首相は、イタリア議会が新たなスタジアムの建設を促進する法案を準備していることを明らかにした。サルヴィーニ副首相は内務大臣も兼任しており、ミラノのサン・シーロ(スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ)の将来に関する談話の中で言及した。

ミラノを象徴する名スタジアムのサン・シーロは現在、サッカーのセリエA(1部)の名門クラブであるACミランとインテル・ミラノの両クラブが共用しているが、近年の老朽化により、その将来像について活発な議論が繰り広げられてきた。

両クラブは2018年11月、今後のホームスタジアムの計画に関する覚書に署名しており、新スタジアムの建設やサン・シーロの改修などの選択肢を検証することで基本合意している。今年3月には、両クラブが新スタジアム整備の可能性について、アメリカの金融サービス大手のゴールドマン・サックスに検証を依頼したと報じられたばかりだ。

La Repubblica紙によると、サルヴィーニ副首相はサン・シーロやイタリア国内のサッカースタジアムの未来について、ラジオ番組の「Ladyradio」で次のように話した。

「ミラノだけでなく、他の都市も新しいスタジアムを必要としています。これは内務大臣としての言葉です。私も歴史ある古典的なサン・シーロのようなスタジアムは大好きですが、ミラノに必要なのは新しいスタジアムです。サン・シーロは博物館やコンサート用のアリーナとして使用すればよいのではないでしょうか。

内務大臣としては、毎週日曜日のマッチデーに、何千人という警官やスチュワードを動員して、監視カメラも非常用出口も緊急時のアクセスポイントもない古いシステムのスタジアムを厳重警備させるようなことはもうやめるべきだと思います。

今、議会では、家族連れでも安心して試合を観戦できるように、新しいスポーツ施設を迅速に、簡単に、そしてコストを抑えて整備するための法案を準備しています」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - ITALY WORKING ON NEW STADIUM LAW, CLAIMS DEPUTY PM

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