イングランドのサッカー、プレミアリーグのチェルシーFCは、本拠地「スタンフォード・ブリッジ」で廃棄されるプラスチック削減に向けたリユースカップの試験導入を実施した。ロンドン西部のチェルシーはこの事業でプレミアリーグおよび海洋プラスチック問題に取り組む「スカイ・オーシャン・レスキュー(Sky Ocean Rescue)」キャンペーンとパートナーシップ契約を結び、2019年4月8日のウェストハム・ユナイテッドFC戦で初めてリユースカップを使った商品を販売した。
チェルシーは2018-19シーズンの最後のホーム戦3試合で、ほとんどの生ビール商品をリユースカップで提供。チェルシーは、日々の生活の中でもプラスチックをできるだけ使わないようサポーターに呼びかけており、今回の試験導入はその活動の一環として行なわれた。
ウェストハム戦では、試合前とハーフタイムにリユースカップでの商品購入を促すアナウンスが流れた。使用済みカップは、スタジアムのコンコース内に設置された54ヶ所の回収コーナーまたは商品を購入したバーに返却する仕組みだ。
返却されたカップは試合終了後に回収チームにより集められ、洗浄後に別のマッチデーで再利用される。クラブは試験導入により、スタンフォード・ブリッジにおける使い捨てプラスチックの廃棄量が削減されることを期待している。
なお、チェルシーと同じくロンドンを本拠地とするウェストハム・ユナイテッドやアーセナル、フルハムといったクラブもスタジアムでリユースカップの試験導入を実施している。
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元記事 - CHELSEA ENCOURAGES FANS TO PASS ON PLASTIC
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