MLBのシカゴ・ホワイトソックス、本拠地ボールパークがセンサリー認定を取得
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ギャランティード・レート・フィールドのセンサリールーム
ギャランティード・レート・フィールドのセンサリールーム (画像:Chicago White Sox)

アメリカのメジャーリーグ・ベースボール(MLB)のシカゴ・ホワイトソックスは、本拠地「ギャランティード・レート・フィールド」のセンサリー認定取得に向け、NPO団体のカルチャーシティ(KultureCity)とパートナーシップ契約を締結した。

今回結ばれたパートナーシップにより、ギャランティード・レート・フィールドのスイート460は、感覚過敏などの症状に苦しむ利用客専用のセンサリールームとして整備される。質感のある壁や特殊な証明、ウェイトひざ掛け、イスなどが用意され、室内は防音効果で静かな環境になる。

ボールパーク内のホワイトソックス・ゲストリレーションズ・ブースでは、ノイズキャンセリングヘッドホン、手持ち無沙汰やストレスを解消するおもちゃ数種類、言語キューカードなどが入ったセンサリー・バッグの提供も開始する。

感覚過敏の反応はスポーツの生観戦のように大人数の人が集まり、大歓声を上げる環境で出る場合が多いため、サポートを必要とする来場客を的確に認識し、適切に対処できるよう、ホワイトソックス職員は医療専門家による研修トレーニングを受講した。

また、ホワイトソックスはMLBの2019年シーズンを対象に、ギャランティード・レート・フィールド内に新たに授乳室をオープンした。3月末から運用が始まったこの授乳室は、授乳中の母親に清潔でリラックスできる空間を提供する目的で整備され、快適なイスや搾乳機用の電源が用意されているほか、試合観戦用のテレビも設置されている。

シカゴでは、プロバスケットボール(NBA)のシカゴ・ブルズやプロアイスホッケー(NHL)のシカゴ・ブラックホークスのホームアリーナであるユナイテッド・センターが、3月末にカルチャーシティとパートナーシップ契約を結んだばかりで、ホワイトソックスもこれに続いたかたちだ。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - CHICAGO WHITE SOX, GEELONG CATS JOIN SENSORY-INCLUSIVE DRIVE

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