豪州のオーストラリアンフットボール最高峰、AFLのジーロング・キャッツの本拠地「GMHBAスタジアム」が豪州初のセンサリー対応スタジアムとなった。同スタジアムはビクトリア州の州都メルボルンの南西に位置するジーロング広域市における最大のスポーツ施設だ。
GMHBAスタジアムを所有・運営するカルディニア・パーク・スタジアム信託基金(Kardinia Park Stadium Trust)が、NPO団体のカルチャーシティ(KultureCity)とのパートナーシップ締結により実現した。同基金はスタジアムの主要テナントであるAFLのジーロング・キャッツともセンサリー事業関連のパートナーシップを結んだ。
これまでにスタジアムの職員、カスタマーサービス担当スタッフ、そしてセキュリティスタッフが、感覚過敏の来場客に適切に対応できるよう、専門家によるトレーニングを受けた。今後は感覚過敏の来場客専用のセンサリーゾーンも整備される。ノイズキャンセリングヘッドホンや手持ち無沙汰やストレスを解消するおもちゃ数種類など、利用者が落ち着くアイテムが入ったセンサリーバッグの提供も開始される予定だ。
The Cats and GMHBA Stadium are embracing fans with sensory issues
— Geelong Cats (@GeelongCats) April 26, 2019
Our new sensory zone makes our ground the first @kulturec accredited stadium in Australia.
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収容人数36,000人のGMHBAスタジアムは、オーストラリアンフットボールのほか、サッカーやクリケットの興行でも使われる楕円形競技場で、ジーロング・キャッツは1941年以来同スタジアムを本拠地としている。
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元記事 - CHICAGO WHITE SOX, GEELONG CATS JOIN SENSORY-INCLUSIVE DRIVE
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