レンジャーズ、アイブロックスで視覚障害者向けのサポートツールを導入
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レンジャーズの本拠地「アイブロックス」
レンジャーズの本拠地「アイブロックス」 (画像:Rangers FC)

スコットランドのサッカー、プレミアシップ(1部)のレンジャーズFCは、本拠地「アイブロックス」でのマッチデーやスタジアムツアーで誘導サポートを必要とする来場客のために、ランブル・タグの提供を始めた。

ランブル・タグは、利用者がストレスなく誘導サポートを受けられるよう開発されたサポートツールだ。特に、散歩や運動にガイドや介護者を必要とする視覚障害者を念頭に開発された経緯がある。ガイドや介護者の上腕部に取り付け、利用者がタグ(ハンドル部分)を握る。

散歩仲間のローラ・マクリーン氏とトム・フォーサイス氏が、視覚障害を持つフォーサイス氏の体験に基づいて考案し、開発。2018年9月からクラウドファンディング・プラットフォームのKickstarterで資金を募って話題になった。

ランブル・タグを開発したマクリーン氏(左)とフォーサイス氏
ランブル・タグを開発したマクリーン氏(左)とフォーサイス氏(画像:Rangers FC)
利用者にストレスのない方法で誘導が可能
利用者にストレスのない方法で誘導が可能(画像:Ramble Tag)

レンジャースによると、マッチデーのスチュワードやスタジアムツアーのガイドはランブル・タグを使いやすいツールだと感じており、導入がサポートを提供する側にとっても「非常に良い経験になっている」としている。

(画像:Rangers FC)

レンジャースは2019年3月に、アイブロックスで視覚障害者サポーターが歴史的なトロフィーやユニフォームに触ることができる団体ツアー「タッチツアー」を実施しており、クラブのレジェンドのデレク・ジョンストンやマーク・ヘイトリーといった往年の名選手たちも交流に参加した。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - RANGERS INTRODUCE TOOL TO SUPPORT VISUALLY-IMPAIRED FANS

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