マリナーズがT-モバイル・パークでモバイルチケット・システムとキャッシュレス決済システムを導入
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シアトル・マリナーズの本拠地「T-モバイル・パーク」
シアトル・マリナーズの本拠地「T-モバイル・パーク」 (画像:Pixabay)

アメリカのメジャーリーグ・ベースボール(MLB)のシアトル・マリナーズは、2019年シーズン開幕に合わせて本拠地「T-モバイル・パーク」にモバイルチケット・システムを導入し、さらにキャッシュレス決済システムを試験導入した。同ボールパークでのファン体験の向上が目的だ。

まず、入場チケットの提示方式が大きく変わった。2019年シーズンから、T-モバイル・パークに来場するファンは2018年までのように印刷済みのPDF形式のチケットをスキャンするのではなく、代わりに携帯端末のMLBボールパーク・アプリで表示したチケットをスキャンして入場している。

なお、MLB球団の半数以上がすでにモバイルチケットを導入済みか、または2019年シーズン中に導入するとしている。

マリナーズのチケット・オペレーションズ&イベント・サービス担当バイスプレジデントのマルコム・ロジェル氏は、モバイルチケット制の導入について次のように話した。

「試合後とにチケットを購入している顧客の60%以上、それにシーズンパス保有者の多くがすでにモバイルチケットでの入場を選択してます。モバイルチケット技術は以前に比べて格段に進化し、来場客がチケットを早く簡単に、なおかつ安全に購入、アクセス、そして管理する方法として確立されています。」

マリナーズによると、現時点で印刷済みのチケットによる入場が完全に廃止になったわけではなく、球団の公式ショップや球場の券売所で購入する場合は、印刷したチケットを受け取ることも可能だとのことだ。

また、2019年シーズンからT-モバイル・パークの一部のエリアではキャッシュレス決済システムが試験導入されており、駐車場の「マリナーズ・ガレージ(Mariners Garage)」や球場内の一部の売店では決済方法がクレジットカードやデビットカード、ギフトカードに限定されている。

センターフィールドのホームブルペンに隣接する飲食エリアの「ザ・ペン(The 'Pen)」や、球場内の12ヶ所の売店でも現金による決済は受け付けていない。キャッシュレス決済を試験導入する売店の場所は、シーズンを通じて変わることになっている。

マリナーズは購買客の待ち時間や決済速度のデータを収集・分析しながら、T-モバイル・パークにおけるキャッシュレス決済の今後の本格導入について判断する。2019年シーズン中は、同ボールパーク内のほとんどの売店やマリナーズ・チームストアなどのグッズ売り場で引き続き現金決済が可能だ。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - SEATTLE MARINERS LAUNCH MOBILE TICKETING, TRIAL CASHLESS MODEL

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