アメリカのサッカー、メジャーリーグサッカー(MLS=1部)に今季から参戦しているFCシンシナティは、クラブの公式チケット再販プラットフォームとしてシートギーク(SeatGeek)社を選定した。また、シートギークはFCシンシナティの2020年シーズンの公式チケットパートナーにも就任した。
クラブは2021年から新たにウェストエンド・スタジアムを本拠地とすることが決まっているが、移転までの2年間のファン体験向上を目指し、シートギークとのパートナーシップに踏み切った。
シートギークが提供するチケット・プラットフォームにより、FCシンシナティのサポーターはモバイル端末上でチケットの売買や移譲、さらに入場時のチケット読み取りなどができるようになる。
FCシンシナティが計画している2020年のクラブ公式アプリの導入開始時には、シートギークのチケット・プラットフォームもアプリに統合される。
FCシンシナティのジェフ・バーディング社長兼ジェネラル・マネージャーは、シートギークとのパートナーシップについて次のように話した。
「チケッティングとファン体験の分野で協働できるパートナーを模索していた際に、シートギークが特別なソリューションを提供してくれることは明らかでした。
シートギークはMLSクラブとの協働経験も豊富で、リーグと共に成長してきた会社でもあります。何より重要だったのは、同社がMLSとファンを深く理解していることです。スタジアムでのユーザー体験をいかに簡単に、楽しく、そして直感的に理解できるようにするかということに注力しており、しかもその努力はチケット以外の分野にも及びます。マッチデー体験のありとあらゆる要素、つまりファン体験そのものの向上を目指している会社なのです。
2020年シーズンにはクラブのサポーターの皆様もシートギーク社のチケッティング・ソリューションを身近な存在として使い始め、2021年のウェストエンド・スタジアム開場時には同社のソリューションやテクノロジーを統合したモバイルチケットをお楽しみいただけると思います。
クラブが掲げる目標や夢に向かってともに歩んでくれるだけでなく、FCシンシナティを特別なクラブへと成長させてくれる素晴らしいパートナーと出会えたことに心の底から喜んでいます」
シートギークはFCシンシナティ以外にもMLSに所属する5クラブ、アメフト・プロリーグ(NFL)のダラス・カウボーイズ、そしてイングランドのサッカー、プレミアリーグ(1部)のマンチェスターシティFCにチケットソリューションを提供している。
シートギークの共同創業者で、FCシンシナティの元社長でもあるラス・ドゥソウザ氏は次のように話した。
「FCシンシナティはサポーターやファンのことを本当に大事にしており、彼らと共に究極のライブイベント体験を生み出そうとしています。最高のチケット体験を提供するだけでなく、FCシンシナティのマッチデーがファンにとって最高の思い出になるよう、クラブと力を合わせていくつもりです」
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元記事 - SEATGEEK NETS FC CINCINNATI DEAL
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