レアル・バジャドリード、スタジアムの改修が決定
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バジャドリードのエスタディオ・ホセ・ソリージャ
バジャドリードのエスタディオ・ホセ・ソリージャ (画像:Real Valladolid)

スペインのサッカー、ラ・リーガ(1部) レアル・バジャドリードは、本拠地「エスタディオ・ホセ・ソリージャ」の改修計画について、バジャドリード市議会と合意に達した。

レアル・バジャドリードは1928年創立のクラブで、2018年9月にサッカー元ブラジル代表のロナウド氏が買収したことでも話題になった。バジャドリード市長のオスカル・プエンテ氏が、クラブのロナウド会長とカルロス・スアレスCEOと協議し、今回の決定に至った。発表に先駆け、クラブは今後90年間のチームのビジョンも発表していた。

1982年に開場したエスタディオ・ホセ・ソリージャの現在の収容人数は約26,500人だが、改修により南スタンド全体が建て替えられ、竣工後は4,100人増の約31,000人になる予定だ。

改修ではVIPボックス席が増えるほか、スタジアムのファサードやアクセスポイントも全面的に生まれ変わる。レアル・バジャドリードは2018年に2部から昇格し、今シーズンから1部を主戦場としているが、今回の大規模改修はクラブのカテゴリにかかわらず実施される。総工費は2500万ユーロ(約31億円)で、改修工事は段階的に実施されるため、工期は18~24ヶ月を予定している。

プエンテ市長は地元紙のEl Norte de Castilla紙に対し、次のように話した。

「今回の改修事業はスタジアムの内外に影響を及ぼすため、外装を改築するだけの単純な工事にはなりません。渋滞による問題などはありませんが、スタジアム内部をアップグレードするためには、アクセスポイントの改善は必要です」

また、プエンテ市長は収容人数の増加により、国際試合の開催が可能になるとしながら、拡大について次のように話した。

「たしかに私たちのスタジアムはワンダ・メトロポリターノ(アトレティコ・マドリード=67,829人)やサン・マメス(アスレティック・ビルバオ=53,289人)のような大型スタジアムではありませんが、今回の改修事業はエスタディオ・ホセ・ソリージャにとって非常に重要なステップなのです」

同スタジアムはバジャドリード市が所有しており、同市出身の詩人ホセ・ソリージャの名を冠しているが、プエンテ市長は命名権売却の可能性について「適切な金額に対しては、真摯に検討したいと思っています」と話した。

※金額はすべて2019年4月上旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - REAL VALLADOLID SET FOR STADIUM EXPANSION

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