ノッティンガム・フォレストのシティ・グラウンド、大規模改修でアップグレードへ
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ノッティンガムのシティ・グラウンドの改修イメージ
ノッティンガムのシティ・グラウンドの改修イメージ (画像:Nottingham Forest/Benoy)

イングランドのサッカー、チャンピオンシップ(2部)のノッティンガム・フォレストFCは、本拠地「シティ・グラウンド」の大幅改修計画を公表した。シティ・グランドの現在の収容人数は30,000人だが、新たにピーター・テイラー・スタンド(メインスタンド)が建つことで改修後は38,000人に拡張されることになる。

シティ・グラウンドの大規模改修は1994年以来のことで、今回の改修後、同スタジアムはイースト・ミッドランズ地方最大のスタジアムへと生まれ変わる。設計は地元ノッティンガムのベノイ(Benoy)社が担当する。

ブライアン・クラフ・スタンド(バックスタンド)とブリッジフォード・スタンド(サイドスタンド)も今回の改修でアップグレードされ、さらにスタジアム周辺の再開発も予定されている。ノッティンガム・フォレストは、シティ・グラウンドを所有するノッティンガム市議会と同スタジアムの賃貸延長について長期にわたる交渉をしてきたが、交渉がまとまったことで改修への道筋も立った。

スタジアム近辺の周辺開発も計画されている
スタジアム近辺の周辺開発も計画されている (画像:Nottingham Forest/Benoy)

新設されるピーター・テイラー・スタンドにはクラブの歴史を展示するミュージアムや新たなクラブショップ、ホスピタリティラウンジやレストラン、そしてVIPボックス席などが設置される。また、一般入場客用のコンコースも刷新され、車いす用観戦スペースが大幅に増設されることで、バリアフリー環境は大きく改善されることが予想されている。

新たに設置されるホスピタリティラウンジのイメージ
新たに設置されるホスピタリティラウンジのイメージ (画像:Sports Venue Business)

クラブは今後、サポーター団体を交えた協議の期間に入り、関係各所の意見を考慮したうえで建築開発許可の申請手続きに取りかかる。クラブは2019-20シーズン後の起工を目指すとしている。

改修事業の発表にあたり、ノッティンガム・フォレストFCのを所有するエヴァンジェロス・マリナキス氏は次のように話した。

「シティ・グラウンドは歴史を象徴するスタジアムで、クラブのサポーターの皆様の思い出やクラブの伝統を考慮した結果、別の場所に新スタジアムを建てるのではなく、トレント川沿いの現在の場所に残ることを決めました。ここがクラブのホームであり、私たちは未来永劫この場所にいるからです。

私たちは、クラブの決定にはサポーターの皆様が重要な役割を持つと考えています。今後はサポーターの皆様やノッティンガム広域の皆様と協議し、ご意見に耳を傾けたうえで建築開発許可の取得に向けた正式な申請手続きを行なう予定です。シティ・グラウンドの未来に関心のある方々は、ぜひ意見交換の場にご参加ください。

今回の改修計画は私たちのクラブ、そしてノッティンガム市の将来への投資事業です。クラブを愛するすべての人々が誇りに思える永遠のホーム、ニュー・シティ・グラウンドをお届けできるよう全力を尽くしていきます」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - NOTTINGHAM'S CITY GROUND SET FOR MAJOR REVAMP

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