シンガポール・プレミアリーグでスタジアム共用計画がスタート
シンガポール・プレミアリーグでスタジアム共用計画がスタート

シンガポール・プレミアリーグでスタジアム共用計画がスタート

  • twitter
  • facebook
  • bookmark
  • push
  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7
ビシャン・スタジアム
ビシャン・スタジアム (画像:Football Association of Singapore)

2019年3月に開幕したサッカーの2019年度シンガポール・プレミアリーグ(1部)に合わせ、シンガポールサッカー協会(FAS)が発表した同国のスタジアム共用計画が注目を集めている。

これは、シンガポールが国内のスポーツ施設の利用促進と稼働率向上を目的に策定した「スポーツ施設マスタープラン(SFMP)に基づく計画で、同国プレミアリーグに所属する全9チームのうちの8チームが今シーズンから試合会場を共用するというもの。

以下がスタジアムの共用実態
・ビシャン・スタジアム(4,254人)
ホーム・ユナイテッド、バレスティア・カルサ
・ジャラン・ベサール・スタジアム(6,000人)
ヤング・ライオンズ、ホウガン・ユナイテッドFC
・ジュロン・イースト・スタジアム(2,700人)
アルビレックス新潟シンガポール、ウォリアーズFC
・アワー・タンピネス・ハブ(5,000人)
タンピネス・ローバースFC、ゲイラン・インターナショナルFC

なお、ブルネイDPMM FCは引き続き、ブルネイの首都バンダルスリブガワンのハサナル・ボルキア国立競技場(28,000人)を本拠地とする。

FASのヤジーン・ブハリ事務局長は、ニュース配信サイトのToday Singaporeに対し、次のように話した。

「スタジアムの共用を実施した背景には、まず、今回選定された4ヵ所のスタジアムについては、それぞれサッカーだけに利用でき、サッカー中心の運営ができるよう、FASとしてインフラ資源を集約したかったことが挙げられます。

第2に、用途が明確になることで、スタジアムの改修を実施しやすくなり、各クラブにとってはスポンサーシップやパートナーシップといった新たな事業拡大の機会が増えることにもなります。なお、共用計画は現時点では毎年継続して実施していく予定です」

ビシャン・スタジアム、ジャラン・ベサール・スタジアム、ジュロン・イースト・スタジアムでは1月上旬から改修工事が実施され、既存設備のアップグレードや最新設備の追加設置が行なわれている。これらの3会場では新たに背もたれ付きの個席やLED電光ボードが設置されるほか、ファンエーゲジメント向上のために音響システムもアップグレードされる。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - SINGAPORE PREMIER LEAGUE INTRODUCES STADIUM-SHARING VENTURE

TSB-Logo.png

THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB

  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7