エルサレムのテディ・スタジアムを運営管理するアリエル・カンパニー(Ariel Company)社は、同スタジアムをイスラエルで最先端のスポーツ施設にする改修事業を実施すると発表した。
1992年に開場したテディ・スタジアムは約34,000人を収容可能で、イスラエルではテルアビブのラマト・ガン・スタジアムに次いで2番目の大きさを誇るサッカースタジアムだ。イスラエル・プレミアリーグ(1部)のベイタル・エルサレムFC が本拠地として使うほか、イスラエル代表の国際試合が開催されることでも知られる。
ニュース配信サイトのJangloによると、改修事業にはエルサレム市が2000万シェケル(約6億2600万円)を出資し、アリエル・カンパニーの管理下で工事が実施される。アリエル・カンパニーはテディ・スタジアム以外にも、パイス・アリーナの運営管理を行なっている。
今回の改修ではスタジアムの南側に屋根が追加され、スタンド全体に屋根が掛かることになる。この屋根の追加設置だけで1400万シェケル(約4億3800万円)の費用が計上されている。
また、車いす利用者や障がい者のためのバリアフリー設備の拡充や、最先端の顔認証技術を駆使した監視カメラシステムも導入されるほか、スタジアム南側には新たな映像モニターも設置される。
アリエル・カンパニーのシオン・トゥルゲマンCEOは、改修事業について次のように話した。
「改修後のテディ・スタジアムとバイス・アリーナが揃うエルサレム・スポーツ・シティは、イスラエル最先端のスポーツ地区になるでしょう。
首都エルサレムが誇る最先端スポーツ施設での試合観戦はまさに最高の経験といえます。今後も弊社は各施設のホームチーム、エルサレム市民の皆様、そして国中から訪れる来場客の皆様に満足していただけるよう、今後も施設のアップグレードに投資を続ける考えです」
※金額はすべて2019年4月中旬で換算
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元記事 - RENOVATION SEEKS TO TRANSFORM TEDDY STADIUM INTO ISRAEL'S LEADING SPORTS VENUE
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