レッドブル・アリーナ、キャッシュレス化事業の一環でモバイル・チケッティングを導入
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レッドブル・アリーナのアップグレード事業のイメージ
レッドブル・アリーナのアップグレード事業のイメージ (画像:New York Red Bulls)

アメリカのサッカー、メジャーリーグサッカー(MLS=1部)のニューヨーク・レッドブルズは、本拠地「レッドブル・アリーナ」におけるファン体験向上を目的としたアップグレード事業について発表した。

まず、スタジアムの北側と南側のゴール裏に、2017-18シーズンと比べて倍の大きさとなる高さ7.3m x 幅16.7mの大型モニターが設置された。

大型モニターは広角モデルで、高画質の生映像やVTR(ビデオテープレコーダー)をサポートし、統計データやグラフィック、来場客への重要なメッセージ告知など、様々なタイプの情報を表示できる。

この新たな視覚体験を提供する大型モニターはダクトロニクス(Daktronics)社製で、画面全体で1つのコンテンツを表示するだけでなく、画面を分割して複数のコンテンツを同時に表示するマルチコンテンツ表示も可能だ。

キャッシュレス化が進むレッドブル・アリーナ
キャッシュレス化が進むレッドブル・アリーナ (画像:New York Red Bulls)

また、2018-19シーズンからレッドブルズは、携帯端末でのみ入場券を購入できるモバイルオンリー・チケッティングを導入。来場客に安全で簡単なチケット購入体験を提供しつつ、偽造チケットによる詐欺から購入客を保護することが目的だ。

シーズンパス会員のレッドメンバーに送信されるデジタル会員証は、クラブの公式アプリでアクセスできるなど、チケットのモバイル化も進んでいる。

なお、2018-19シーズン、レッドブル・アリーナは「ほとんどキャッシュレスな環境」を目指している。飲食やグッズの販売店、屋台バー、クラブの公式ストアの決済や待ち時間の短縮により、カスタマー体験を向上する狙いだ。

クレジットカードやモバイル決済、電子決済などのキャッシュレス決済を利用できるが、現金による支払いが可能な店舗もある。また、決済に使うクレジットカードやモバイル端末が顧客の手を離れることがないよう、新たに導入されたキャッシュレス決済用端末はすべて顧客側を向いて設置されている。

レッドブルズのジェネラル・マネージャー、マルク・デュ・グランプレ氏は、今回のアップグレードについて次のように話した。

「レッドブルズにとって、いつも応援してくださるファンやパートナーの皆様に、快適な観戦体験を提供することが最優先事項です。レッドブル・アリーナにご来場いただくすべての皆様に簡単で安全な、そして思い出になる体験をお届けするために全力を尽くす所存です」

また、レッドブルズは、レッドブル・アリーナの一部の区画がアップグレード工事のために閉鎖され、工事期間中は収容人数が減少することを明らかにした。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - RED BULL ARENA DETAILS MOBILE TICKETING, CASHLESS PLANS

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