スペインのサッカー、ラ・リーガ(1部)のアトレティコ・マドリードは、通信大手のテレフォニカ・エスパーニャ(Telefónica España)社と戦略的パートナーシップを結んだ。テレフォニカは今後もアトレティコの本拠地「ワンダ・メトロポリターノ」のテクノロジー・プロバイダーとしてサービスを提供する。
収容人数68,000人のワンダ・メトロポリターノは、アトレティコが長年ホームとして使用してきたエスタディオ・ビセンテ・カルデロンに替わる新たなホームスタジアムとして2017年に開場したばかりだ。クラブはテレフォニカとのパートナーシップにより、ワンダ・メトロポリターノでのファン体験の向上を目指す考えだ。
アトレティコとテレフォニカは、ワンダ・メトロポリターノ開場時にパートナーシップ契約を結んでおり、以降、同スタジアムには6,700台のネットワーク機器、900台のリモート操作型テレビ、360度表示のLEDリボンビジョンが設置されてきた。
テレフォニカ・エスパーニャのエミリオ・ガヨ社長は、今回のパートナーシップ契約について次のように話した。
「当社が最初にワンダ・メトロポリターノで設置したのは、360度表示のLEDリボンビジョンなどの最先端の技術インフラでした。おかげさまでワンダ・メトロポリターノはサポーターの皆様だけでなく、他のクラブの方々にも好評で、当社としてもアトレティコとさらに深い関係を築くために、パートナーシップを強化することにしました」
アトレティコはワンダ・メトロポリターノの通信ネットワークやセキュリティレベルを評価しており、同スタジアムを欧州初のスマートスタジアムと呼んでいる。
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元記事 - TELEFÓNICA STEPS UP SUPPORT OF WANDA METROPOLITANO
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