アメリカのサッカー、メジャーリーグサッカー(MLS)に新規参入するナッシュビルSCのイアン・エアCEOは、同クラブは2020年にMLSに参入し、新スタジアムが完成するまではアメフト・プロリーグ(NFL)のテネシー・タイタンズの本拠地であるニッサン・スタジアムでホーム戦を開催すると発表した。
ナッシュビルは2018年9月に、総工費2億7,500万米ドル(約305億円)の新スタジアムの建設用地として、フェアグラウンズ・ナッシュビルの土地を確保。ただ、新スタジアムは2021年まで完成しないため、それまでの期間はタイタンズが1999年以来本拠地としているニッサン・スタジアム(69,000席)を使用することになる。
エア氏は地元紙のThe Tennessean のインタビューで、次のように話した。
「タイタンズは隣人としても、パートナーとしても素晴らしい存在です。ニッサン・スタジアムで我々の旅を始め、新スタジアムが完成したらそちらに移動するということに満足しています」
また、2020年のMLS参入について、同氏は次のように話した。
「ナッシュビルの参入年度については、MLSから正式に通達がありました。以前より2020年の参入を目指して活動してきた経緯があり、最近のMLSとの協議で確認しました。
2020年に参入できることが驚きだとは思いません。調整が必要なことが次から次に出てきましたが、特に何かが変わったわけでもなく、2020年が我々のMLS元年になることは嬉しく思っています。
ナッシュビル市内のスタジアムという意味では、ニッサン・スタジアムは暫定的な代替スタジアムに必要な要素がすべて揃っています。スタジアムとしても施設としても素晴らしく、また収容人数の面でも問題ないので、早くホーム戦開催に向けた準備を始めたいと思っています。
維持管理の面でいくつかの工事が行われていますが、特に大きな交渉を必要とすることはなく、主に運営面で関係者と協議する必要があるだけです」
新スタジアムが2021年のMLSシーズンに間に合うかという質問に対し、同氏は自信を見せた。
「もちろん、その予定です」
※金額はすべて2019年3月上旬で換算
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元記事 - NASHVILLE SC TO MAKE MLS DEBUT AT NISSAN STADIUM
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