イタリア中部トスカーナ州の州都フィレンツェのダリオ・ナルデッラ市長は、同市のサッカークラブでセリエA(1部)に所属するACFフィオレンティーナの新スタジアムが、2023年までに整備される予定だと明らかにした。
フィオレンティーナは2017年3月に40,000席の新スタジアムの詳細について公表していたが、同クラブの現在の本拠地「スタディオ・アルテミオ・フランキ」に替わる新スタジアムの総工費は、4億2,000万ユーロ(約527億円)と試算されていた。
その後、計画について大きな動きは報じられなくなったが、ここにきてナルデッラ市長は、市とクラブとの間で最近行なわれた協議の内容が建設的だったと言及。新スタジアムは市が運営する青果市場のメルカフィールの敷地に整備される。
スポーツ紙のガゼッタ・デロ・スポルトによると、ナルデッラ市長は新スタジアム整備計画の進捗状況について次のように話した。
「計画はかなり進んでおり、2023年までには新スタジアムを整備できるでしょう。フィオレンティーナは2018年末に新しいデザイン案を提出しており、市の技術士たちがその内容を精査しているところですが、私は楽観視しています。
(クラブを所有する)デッラ・ヴァッレ家とクラブの経営陣とは何度か協議しており、私も新スタジアム計画の実現に強い意志を持って取り組んでいます」
フィオレンティーナは1931年の開場以来、スタディオ・アルテミオ・フランキをホームとしている。
※金額はすべて2019年2月下旬で換算
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元記事 - MAYOR SETS 2023 AS DATE FOR NEW FIORENTINA STADIUM
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