2021年ラグビーリーグW杯の開催会場が決定
2021年ラグビーリーグW杯の開催会場が決定

2021年ラグビーリーグW杯の開催会場が決定

  • twitter
  • facebook
  • bookmark
  • push
  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7

2012年のロンドン五輪開催時のオールド・トラッフォード
2012年のロンドン五輪開催時のオールド・トラッフォード (画像:LiamUK)

2021年にイングランドで開催されるリーグ式(13人制)ラグビーのラグビーリーグ・ワールドカップ組織委員会(RLWC2021)は、開催都市と会場となるスタジアムを発表した。

同大会は史上最もインクルーシブなリーグ式ラグビーの大会となることが予想されており、男子・女子・車いすの各競技が同時進行で開催される。

マンチェスターのオールド・トラッフォード(74,994人)が会場となる男子と女子の決勝は同日開催のダブルヘッダーとなり、英国で初めての試みとなる。車いすリーグ式ラグビーの決勝は、リヴァプールのM&Sバンク・アリーナ・リヴァプール(11,000人)で開催される。

車いす大会の決勝会場のM&Sバンク・アリーナ・リヴァプール
車いす大会の決勝会場のM&Sバンク・アリーナ・リヴァプール (画像:M&S Bank Arena Liverpool)

また、今回、サッカーのアーセナルFC(ロンドン北部)の本拠地であるエミレーツ・スタジアム(60,260人)で男子準決勝が行われるが、同スタジアムがサッカー以外の競技で使用されるのは初めてのこととなる。

男子の開会式はニューカッスルのセントジェームズ・パーク(52,354人)での開催が決まった。同スタジアムはマジック・ウィークエンド(その節のリーグ戦全7試合を同一会場で開催する土日2日間のリーグ式ラグビーの年次イベント)を2015~18年まで4年連続で開催しており、その実績が認められたかたちだ。

男子の開会式が行われるニューカッスルのセントジェームズ・パーク
男子の開会式が行われるニューカッスルのセントジェームズ・パーク (画像:Martin Le Roy)

ニューカッスルと同じく北東部のミドルズブラのリヴァーサイド・スタジアム(34,000人)と、2021年英国文化都市(UK City of Culture)に選定されたコヴェントリーにあるリコー・アリーナ(32,609人)も男子の試合会場となる。

RLWC2021は、全試合の80%をリーグ式ラグビーが盛んなイングランド北部で開催するという英国政府が設定した開催都市選定条件を満たし、最終的にドンカスター、ハダースフィールド、ハル、リーズ、リヴァプール、マンチェスター、ニューカッスル、シェフィールド、ヨークが開催都市として選ばれた。

特にリーズでは、エランド・ロード(37,890人)とエメラルド・ヘディングリー・スタジアム(21,062人)の2会場で男子準決勝1試合と女子の2試合が開催される。

リーズのエランド・ロード
リーズのエランド・ロード (画像:Lufc83)

車いす大会の決勝を開催するリヴァプールは他にも、アンフィールド(54,074人)で女子の開会式と男子準々決勝1試合が行われる。

女子の準決勝両試合および複数の試合がヨークで開催されるなど、2021年ラグビーリーグ・ワールドカップは過去最大規模のスケールとなる。

また、ロンドン五輪のメイン会場だったクイーン・エリザベス・オリンピックパーク内のコッパーボックス・アリーナではイングランド代表戦が開催され、車いすラグビーリーグの大会としても過去最大となる見込みだ。

さらにセントへレン、ウォリントン、リー、そしてワーキントンなど、リーグ式ラグビーが盛んな都市での開催が決まっており、特に大会前に新スタジアムが完成する予定のワーキントンでは男子の3試合が行われる。

大会前に完成予定のワーキントンの新スタジアム完成予想図
大会前に完成予定のワーキントンの新スタジアム完成予想図 (画像:Allerdale Borough Council)

RLWC2021のジョン・ダットンCEOは、開催都市決定について次のように話した。

「今回選定されたすべての開催都市にお祝いの言葉を送りたいと思います。また、開催都市として立候補するために、多大な努力をしてくれたことに感謝いたします。これから、参加各国の代表チームがイングランドに到着するまでの間、各地域で大会を盛り上げる知恵を絞りってもらえることを期待しています。

2021年大会は男子・女子・車いすの3競技が同時進行で開催されるので、国中の方々にさまざまなかたちで参加してもらえる素晴らしい機会だと考えています。2021年の10月と11月が今から楽しみです。

今回の開催都市選定には、多くの都市・地域に素晴らしい開催プランを提出していただき、最終選考は非常に難航しました。ただ、難しい選考過程を通過し、見事選定された各開催都市の皆様が、2021年大会を過去最高のラグビーリーグ・ワールドカップにしてくれると心から信じております」

©2018 PanStadia & Arena Management - reproduced with permission.
元記事 - Venues unveiled for Rugby League World Cup 2021

PSAM-Logo.png



THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB

  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7