セルビア代表のホーム戦で多用されるライコ・ミティッチ・スタジアム (画像:Crvena Zvezda FK)
セルビアのシニサ・マリ財務大臣は、ブリツ紙のインタビューに対し、首都ベオグラードに整備される新たなナショナル・スタジアムの建設工事は2019年春にも始まると伝えた。
この新スタジアムは、ベオグラード再開発プロジェクトの「スタジアム・シティ」事業の一環として整備されることになっており、マリ氏はスタジアム周辺には住居やビジネス街、テクノロジーパーク、展示会場、水上公園なども整備される予定だと話した。
工期は2.5~3年で、世界中から多くの企業や小売チェーンを呼び込みたいとしている。スタジアムの整備事業費には、セルビアの2019年度国家予算の一部が充てられる。
マリ氏は新ナショナル・スタジアムの整備について、次のように話した。
「投資や観光を通じて収益を生み出す狙いもありますが、スポーツの発展も重要な目標です。ベオグラードに現代的なスタジアムができることで、いつかはUEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの決勝開催が実現すればと思います」
なお、セルビア代表は現在、ホーム戦の多くを同国スーペルリーガ(1部)の強豪FKツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター・ベオグラード)の本拠地「ライコ・ミティッチ・スタジアム」で開催している。
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元記事 - SERBIA SET FOR NEW NATIONAL STADIUM
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